本日分です。
10日から11日にかけて東北貨物上り線現場の臨工列車が運転されました。いわゆる東大宮操工臨ってやつですが…、
…………、定尺です。
異例中の異例とも言える東北貨物線の定尺本線卸し。蕨保技向けなので大宮操⇔蕨間で行われていたモーターカー輸送の代替と思われます。
工9390 東大宮操工臨 EF65 1104+チキ4車 西川口~川口
そして牽引機はPF、なんとも新鮮な光景です。連結面の前照灯がついているのでかなり明るかったです。
陸橋の上から準備の様子1枚。山越器4台体制で4車同時に卸しが行われます。
程なくして卸しがスタート。ロープを引っ張って吊り上げられたレールを移動させていきます。
これで1本目の卸しが終了。今回は1ユニット25本ずつだったのでこの作業が25回ずつ繰り返されます。
卸しの様子を下から。みるみるうちにレールが卸されていきます。
深夜のラブホ街で繰り広げられるレール卸し…、なかなかカオスです。
卸し自体は1時間もしないうちに終了。ここから撤収作業が始まります。
撤収作業は反対側から見学。こちら側は照明がないのでまた違った雰囲気です。
まず卸しに使った山越器の片づけ。
続いて緊締装置が組み立てられます。
再び陸橋の上から。チキの撤収作業が終わった後は小型の山越器でレールの位置調整が行われます。
幅をとらないように4段ほどに積み重ねられていました。
そして小型の山越器の片づけ。このあと列車は前方に移動して発車時刻を待ちます。
工9390 東大宮操工臨返空 EF65 1104+チキ4車 田端操
最後は田端で返空を見送って撤収。
以上、東北貨物線定尺本線卸しの様子でした。