2019年も残すところあと1週間となってしまいました。ということで、毎年恒例の1年間の振り返り的なやつをやっていこうと思います。今年はあんまり写真がないので、3ヶ月まとめてやっちゃいます。ってことでまずは1月から3月の振り返りです。
今年も1発目は迎光号。例年7000・8000・9000系を使用した特急・急行の「迎光号」が運転されてきましたが、今年から5000系による座席指定列車「京王ライナー迎光91・93号」の運行が開始されました。この大役に任命されたのが5731F。ヘッドマークのデザインは従来の迎光号のデザインを模したものですが、それまでホームベース型だった5000系向けのヘッドマークが、この時から楕円型になりました。ちなみに、「迎光号」は名乗らないものの、新宿発高尾山口行きの急行が5本、都営新宿線からの急行高尾山口行きが1本設定されていました。
来年以降もこのような運行形態が続いていくのだろうと思っていたのですが、先日発表された終夜運転の概要を見てびっくり。まず、「京王ライナー迎光91・93号」の運行は1年限りで終了となり、2020年は「京王ライナー迎春1~7号」が運行されるとのこと。座席指定列車が増発された反面、高尾山口行きの急行は大減便、というか新宿発高尾山口行きの急行は消滅となっています。代わりに新宿発の区間急行高尾山口行きが1本設定されていますが、それ以外は全て各駅停車となっています。都営新宿線からの急行は従来通り1本設定があります。また、相模原線は終夜運転自体が取り止めとなっています。これを縮小傾向と捉えるか、座席指定列車への誘導と捉えるかはなんとも微妙なところであります。
さて、そんなわけで1年限りで見納めとなってしまった5000系の「迎光」ヘッドマーク。元旦以降もしばらく取り付けられたままで運用に入っていました。来年は2編成体制での運行になるはずなので、どの編成が入るか今から楽しみです。
動物園線の「キッズパークたまどうとれいん」こと7801Fには今年も迎春ヘッドマークが取り付けられました。ピンクになってから初めての迎春マークです。7802Fへの取り付けがなかったのが残念。
年明け早々に京王鉄をザワつかせたのが7707F。7000系最後の8連として、休車と運用復帰を繰り返しながらしぶとく生き残り続けてきたこの編成ですが、1月6日の6108列車をもってとうとう営業運転を終了。同日の高幡不動発若葉台行きの定期回送に充当され、車両としての役目を終えました。
早々に部品外しがスタートし…、
とても数日前までは走っていたとは思えぬ風貌に。全盛期は10本が在籍していた7000系の8連もこれにて消滅となりました。この廃車がきっかけでとんでもないことが起こるとは、この時は知る由もありませんでした。
そのとんでもないことってのがこちら。営業運転では実に9年ぶりとなる4+4の編成が爆誕。
しかも下り方の7802Fが付いたので、7852号車先頭で本線を爆走するというとんでもねえ展開になったのでした。結局この4+4は1日限りで解消となっています。
京王鉄をザワつかせた出来事はこれだけではありません。
7422Fの種別・行先表示器が突然のLED化…、
LED化は4連のビード車も対象となり、あっという間に進んでいきます。1/1000まで切れない仕様ってのがせめてもの救いでしょうか。
そして2月12日、7801Fが若葉台へ。タイミングで全てを察しましたが…、
この編成も無念のLED化。幕のキッズパークたまどうとれいんは1年限りで見納めとなってしまいました。
そんな中で嬉しい話題も。
京王ライナー運行1周年を記念して行われた京王電車スタンプラリーのヘッドマークが7729Fに取り付けられました。
コルゲート車にヘッドマークが付く機会は本当に少ないので、珍しくやる気出してました。
今回の目玉は待望の上り京王ライナーの新設。平日の朝に本線・相模原線に各2本ずつ、土休日は本線に1本と相模原線に2本が設定されました。新宿到着後はクロスシートのまま各駅停車 桜上水行きになります。
そして京王ライナー運行開始1周年ということで、5731Fにヘッドマークが取り付けられました。
毎年恒例のダイヤ改正ヘッドマーク、今年は最後の未改修編成となった8712Fに取り付けられました。
かなり長いこと取り付けられていたこのヘッドマーク。取り外し後、数日間すっぴんの状態で走り、8712Fは大規模改修工事のために若葉台へと入場したのでした。
さて、このままでは京王鉄のブログになってしまうので、JRの話題も…。
あまり充当されることのなかった897号機が登板して話題になった今年の八高訓練。このあと897号機は秋田へと送られ、除籍となったそうです。また、このとき高崎方にくっついていた「スリッパ」「ぱっぱらぱー」こと888号機も同じく秋田へ。高崎車両センターのDD51は2機体制となりました。
あとはSRCの入場とかありましたね。EF65の国鉄色復刻も進んでおり、特に狙わなくても来るような時代になりました。
そして今年大きな話題を呼んだEF64-37。ぶどう2号色から国鉄色+白ゴムの姿に復刻されました。そんな37号機の活躍はC97新刊『臨時工事列車 Vol.2』にて特集しております。ぜひ!(ステマ
さて、最後になりますが、
3月16日のダイヤ改正でE257系の中央線における定期運用が消滅となりました。転用されるとは言えど、189系からE257系に置き換わるギリギリの時代を見てきた自分にとっては「新しい方のあずさ」なんで、ああ、もうそんな時代なのか…、と少し寂しさも覚えた出来事でした。
9連は踊り子への転用が正式に発表されましたが、使い道のない2連はどうやら廃車となるようです。もったいない気もしますが、東海道線じゃあまりにも使い勝手が悪いですもんね…。
以上、1~3月の振り返りでした。
コミックマーケット97に参加します!
◎12月31日火曜日(4日目) 西地区"え"ブロック -32b 「Studio Sunshine」
↓ Webカタログはこちらから↓
https://webcatalog.circle.ms/Perma/Circle/10403904/
皆様のお越しをお待ちしております。