新年早々こんな話題からスタートするのもなんですが…。
2020年1月13日をもって廃車となった7729F。10両固定編成の廃車第1号となってしまいました。ということで、片手で数えるほどしかないですが、最後に7729Fの写真をぶん投げておきたいと思います。
7729Fという編成自体は、2010年あたりから始まった編成組換えでのラストを飾る編成として、2012年に誕生しました。組換えが最後だったということで、数字上は10両固定編成のラストナンバーとなっていますが、元を辿ると1984年に落成した7710Fと初代7702Fの中間車2両という、なかなかに古い車両の寄せ集めだったりします。
7729Fと言われて思い出すのが、昨年の京王電車スタンプラリーのヘッドマーク。これがなかったら2~3枚くらいしか写真ないまま終わっていたんじゃないかなと思います。
そしてラストカットがこれという。
さて、そんな7729Fですが、2019年12月あたりから稼働率が激減し、同月16日を最後に年内の運用を終了。予備車になってしまったのでこのまま終わりかと思いきや、年が明けた2020年1月7日に相模原線を4往復ほど走りまして、若葉台に入庫。結局これが最終運用となりました。その後、工場内で最後の仕事をこなし、同月13日付で廃車となりました。
最終の最後まで本線を走り続けた7706Fと7707Fに比べるとずいぶんと呆気ない最期でしたが、7710F時代から約35年に渡る活躍、本当にお疲れ様でした。
さよなら 7729F
1984.11.19~2020.1.13