れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

10/24 風っこ只見線紅葉号など

前回の続きです。

 

只見工臨を満喫した翌日も只見線へ。朝5時に宿を出まして、前日に引き続き只見行きの始発列車を狙います。

 

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2421D 普通 小出  キハ110系2両 大白川~入広瀬

 

前日と撮影区間は同じですが、今回はアーチ橋で撮ってみました。

 

で、ここから2時間半ほど列車が来ないので…、

 

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大白川駅を散策。駅名標をよく見ると、両端の駅がテープで貼り替えられているのがわかります。かつては入広瀬駅~大白川駅間に柿ノ木駅、大白川駅~只見駅間に田子倉駅が存在しましたが、どちらも廃駅となっています。廃駅に挟まれた駅です。

 

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1面2線の島式ホームと、昨日ENR-1000が留置されていた側線が1本。行き違いの時以外は基本的にすべての列車が駅舎と反対側(奥)の線路を使用します。前日に只見工臨返空が入線したのは駅舎側の線路です。

 

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ホームから只見方を望みます。合流地点の手前にもう1本側線のようなものがあります。かつて何かに使われていたのでしょうか…?

 

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駅舎側の線路は40Nレールが使用されています。駅舎と反対側の線路は50Nレール、使用頻度の差がレールの種類からも見て取れます。

 

そんなこんなしているうちに普通列車の時間になったので…、

 

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2422D 普通 只見  キハ110系2両 大白川~只見

 

大白川駅の少し先で折り返しの只見行きを。朝の雨がウソのように、太陽が顔を出しました。

 

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振り向いてもう1枚。こっちの方が気に入っています。

 

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9436D 快速 只見線紅葉満喫号  GV-E401-8+GV-E402-8 大白川~只見

 

2422Dの通過から約1時間、今度は新津のGVが登場です。この日は土曜日ということで、新潟から只見に向かう臨時快速が運転されていました。紅葉と車体色が相俟ってなかなかいい感じです。

 

で、ここから再び六十里峠を越え、只見駅も越え、只見東線区間へと突入。

 

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9425D 快速 風っこ只見線紅葉号  キハ48形改「びゅうコースター風っこ」 会津水沼会津中川

 

やって来たのは第四只見川橋梁。「びゅうコースター風っこ」が登場です。こちらは会津若松から会津川口まで運転された只見東線の臨時快速。さすがは紅葉シーズンといったところでしょうか。風っこはこれが初撮影なのですが、なかなか絵になる車両だなと。

 

で、昼飯を挟んで折り返しを狙います。

 

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9428D 快速 風っこ只見線紅葉号  キハ48形改「びゅうコースター風っこ」 早戸~会津宮下

 

復路は第三只見川橋梁で。通過直前から雨が降り出してご覧の状態に。まあこれもこれで味があって以下略。

 

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427D 普通 会津川口  キハE120系3両 会津宮下~早戸

 

ちょっと移動して会津川口行きの普通列車も。この区間キハE120が走っているんですね。

 

これで只見線の列車撮影は終了。ここから只見方面に戻るわけですが、道中で只見線の不通区間の脇を通るので、車窓越しですが少しだけ様子を見てきました。

 

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まず本名~会津越川間の第六只見川橋梁。橋が丸ごと流失するという甚大な被害が発生した箇所です。写真で見る限りではなかなか大きな橋が架かっていたようですが、それを丸ごと流失させるとは…、自然の力は恐ろしいものです。現在、この第六只見川橋梁の工事が難航しているそうで、先日JR東日本から全線復旧が2021年度完了見込みから2022年度完了見込みに変更になったとの発表がなされました。

 

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こちらは会津塩沢会津蒲生間の第八只見川橋梁付近の様子。盛土崩壊や路盤沈下などの被害に見舞われました。こちらも雨の中復旧に向けた作業が行われていました。

 

2022年度の全線復旧を目指して工事が進められている只見線の不通区間。再び線路が一本に繋がる日が来ることを願うばかりです。

 

これにて2日間の只見線ツアーは終了。お土産を買いつつ、東京へと戻るのでした。

 

以上です。