Part2の続きです。
最後に車両以外の展示を少しご紹介して、リニア・鉄道館の訪問記を終わりにします。
まずは【超電導リニア展示室】。その名の通り超電導リニアの仕組みや模型が展示されているほか、リニアの車両を模したミニシアターでは時速500kmの世界を疑似体験することもできます。車輪走行と浮上走行の乗り心地の違いがしっかりと再現されていてなかなか興味深かったです。山梨のリニア見学センターをコンパクトにまとめたような感じですね。
続いて【歴史展示室】。だいたいどこの鉄道博物館にも歴史にまつわる展示はありますが、このリニア・鉄道館は双頭レールから60kgレールまで6種類のレールを時系列順に展示するというたいへんに素晴らしい内容となっています。
断面を見比べたいという方向け(?)に【収蔵展示室】にはさらに多くのレールの断面が並べられていたりと、京都鉄道博物館に引けを取らない充実ぶりです。
もちろんレール以外にも貴重な収蔵品が多数展示されています。この地に高輪築堤の築石があったのには驚きました。
また、【シンボル展示エリア】の2階部分には国鉄バス第1号車が展示されています。その名の通り国鉄がバス輸送を開始した当時の車両で、現存する最古のバスのようです。
屋外にはケ90という特殊狭軌線用(いわゆる軽便鉄道)の蒸気機関車なんかも展示されていたりします。
…、といった感じで他にも見どころは大量にあるのですが、この後の予定も考慮してここで切り上げ。また来ます。
最後に外観をもう一度。日が回っていい感じに撮ることができました。
初訪問となった「リニア・鉄道館」。JR東海の鉄道博物館だけあって、高速鉄道に関する展示のクオリティは断トツでした。ぜひまた来たいと思います。
さて、時は流れて21時前。名古屋での最後の夜ということで、名古屋駅で少しだけ写真を撮ってきました。
まずは紀伊勝浦からの特急 南紀8号。リニア・鉄道館でキハ82の【南紀】マークを見た後だったので、本当にデザイン変わっていないんだなと感動しました。
351M 普通 桑名 313系B2編成 名古屋
続いて関西線の313系。
1040D 特急 ひだ20号 キハ85系7両 名古屋
最後に富山からの特急 ひだ20号。2023年ダイヤ改正での定期運用離脱が決まったキハ85系。撮影もいいですが、機会があったら乗ってみたいものですね。
これで名古屋駅からは撤収。宿に戻りまして…、
8878 EF64 1026+EF64 1003+タキ13車 鶴舞~金山
〆に部屋から8878レを。関東から撤退してしまいすっかりご無沙汰の愛知64。たまには中央西線にも行きたいものですが…。
後ろは更新色の1003号機でした。1046号機の出場をもって愛知64の全検終了ということで、この1003号機は更新色のまま生涯を終えることとなりそうです。
ということで、久しぶりに朝から晩までカメラを握っていた1日でした。
つづく。