3月29日の撮影分です。
例年より早く満開を迎えた今年の桜。越中島貨物駅での撮影会という初の試み無事に終えた越中島貨物線に、いつも通りの春がやって来まs…
9295 (入換) DD200-901+チキ4車 越中島貨物
…、新たな刺客がやって来ました。
長らく越中島貨物線の牽引機として活躍してきたDE10ですが、3月2日の9295列車(~9294列車)をもって越中島貨物線内での運用が終了となり、3月23日から愛知機関区のDD200が新たにその任を引き継ぐこととなりました。
旅客会社向けのレール輸送が機関車牽引方式から気動車方式に移行となってからも昼の1往復が機関車牽引で残り続けている越中島貨物線。旅客会社のチキが全廃になって以降は専らJR貨物向けのレール臨貨もしくは貨車の検査のために運転されているのですが、JR貨物の運転士がJR東日本の機関車を運転してJR貨物の貨車を牽引するという、よくよく考えるとなかなか歪な列車となっていたのでした。近年ではすっかり珍しくなった旅客会社からの車両借入。越中島貨物線の借入終了をもって完全に解消となるようです。
さて、この後は越中島貨物駅へ。
着発線に先ほどのDD200の姿が見えました。初回から試作機の901号機が登板。狙ったのでしょうか。
程なくして入換がスタート。
※入換 TMC400A 55+TMC400A 57+チキ4車
この日の移動機は東鉄カラーとユニオンカラーの重連でした。東鉄カラーの55号機が入換やっているところは初めて見たかもしれません…。ちなみに後ろの貨車は交検上がりのチキ7074・7079・6099・6421です。
貨車置き場へ押し込み。どこに入れるのかと思って眺めていると…、
なんとも中途半端なところで解放。移動機だけ手前に戻ってきて…、
通路線を通って積卸作業場へ。この後は9294列車を撮るつもりだったのですが、入換の行方が気になるので居残りすることにしました。
しばらくして移動機が戻ってきました。よく見ると後ろにチキが1両だけくっついています。車番は見えませんが、どうやらチキ6092のようです。
先ほど中途半端なところに置いたチキ4車と連結しまして…、
留置線に押し込み。移動機が戻ってきてこれで終わりかと思いきや…、
今度は組成線のチキと連結。
前からチキ7032・7082・7123・7129・6101・6102の順。撮影会に使用されたチキたちです。この位置で停車して折り返し、
先ほどと同じ線路に押し込んで入換終了となりました。
チキ車が片付けられてスッキリとした構内。撮影会への出演を終えた量産先行車のST-1編成とLT-1編成は並んだ状態のまま留置されていました。
新年度を前にがらんとした構内。越中島に来ているキヤが量産先行車の2本だけってのもなかなか珍しい気がします。
最後に積卸作業場へ。
移動機の重連とチキが留置されていました。
この組み合わせもなかなかいいものです。
振り向くとLT-1編成とST-1編成の姿。頭がズレているのでちょっと移動したようですね。
越中島貨物駅構内の桜も見事に咲いていました。そして引退が宣告されたTMC500Wの姿も。
激動の2022年度が終わり、新年度が始まろうとしています。