れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

2022/9/14 北府中工臨・9295レ(入換)

一昨日の撮影分です。

 

久しぶりに越中島貨物駅に行ってきました。2ヶ月半ぶりです。

 

程なくして午前便の入換がスタート。右奥の編成が出てくるのかと思いきや、通路の方から別の編成が出てきました。

 

※入換(北府中工臨) キヤE195系ST-11編成 越中島貨物

 

午前便は北府中工臨でした。今回のポイントは使用されている編成。キヤをよく撮影されている方なら強烈な違和感を覚えていらっしゃるかと思いますが…。

 

今回充当されたのはST-11編成。運用開始以来、常にST-12編成と連結した状態で使用されてきたST-11編成が遂に単独で運用に入りました。なお、送り込みは9月9日にST-1編成との併結で行われています。

 

相方のST-12編成は運用開始前の試運転の際に単独で本線を走行しているほか、6月23日発送の金町工臨で単独での運用入りを果たしていますが、ST-11編成は新製以来一度も単独で本線上を走ったことがありません(車両基地等での入換を除く)。尾久キヤの歴史に刻まれる重大な出来事であると言えるでしょう。

 

さて、入換を撮った後は時間調整も兼ねて潮風の散歩道へ。

 

定尺キヤ4編成が繋がった状態で留置されていました。手前からST-20・ST-14・ST-13・ST-10の順。9月11日に田端へ返却された上沼垂工臨の編成を翌々日にそっくりそのまま送り込んだようです。荷票はそのままでしたが、レールは既に積まれていました。

 

で、ここから少し移動しまして…、

 

工7230D 北府中工臨  キヤE195系ST-11編成 越中島貨物

 

境川の横断橋で工7230Dを。越中島貨物線内はどこも光線があまりよろしくない午前便。完全な曇りとまではいきませんでしたが、少し雲を噛んでくれました。

 

この後は越中島貨物駅にとんぼ返りしまして…、

 

再び潮風の散歩道へ。天気がだいぶ安定してきました。

 

よく見ると奥に午前便で送り込まれたST-18編成の姿がありました。

 

で、再びしおかぜ橋。

 

積込線にLT-2編成、積卸作業場にはST-21編成と国宝 ST-1編成の姿がありました。

 

しばらく眺めていると、黄色いTMC400Aが奥から出てきました。引上線で折り返して着発線に向かい…、

 

※入換 TMC400A 30+チキ4車 越中島貨物駅

 

チキ4車を持って帰ってきました。前からチキ7074・7079・6099・6421の順。12日に出ていった交検チキの返却です。

 

黄色い400Aが単独で入換をやっているところは初撮影となりました。チキ工臨が走っていた頃から稀に入換を担当していたそうですが…。

 

折り返して引上線にチキを押し込んでいきます。

 

チキを切り離して移動機だけ戻ってきました。黄色同士の並びが実現。

 

ところで、朝からなんか景色に違和感あるなぁ…、と思いながら撮影していたんですが、昔の写真と見比べてようやく違和感の正体に気付きました。

 

奥に見える灰色の大きな建物(日本通運の流通センターだったそうです)が解体され、その奥にあるGLP 東京 Ⅱが見えるようになったんですね。建物が1つなくなるだけでも結構雰囲気が変わるものですね…。

 

 

で、このあと午後便を撮るか北府中工臨を撮るか悩んでいたのですが、次いつあるかわからないST-11編成の単独運用なので後者を選択しました。中央線で一気にショートカットしまして…、

 

工9444D 北府中工臨  キヤE195系ST-11編成 新小平~西国分寺

 

小平トンネルの出口でバチっと編成撮り。右頭だと編成表記が手前に来るので、なんとかST-11編成であることが見て取れる写真になりました。

 

これで撤収しました。以上です。

 

2022/9/3 試8432D・185系C1編成

先週の土曜日の分になります。

 

この日もキヤを撮っていました。

 

試8432D キヤE195系ST-1編成 東所沢

 

…、と言ってもまた試運転です。この日は走る国宝 ST-1編成が登板したので前回と同じアングルで撮ってみました。いやかっこいい。

 

折り返しを待つ国宝。

 

相も変わらず荷票は差さりっぱなし。8月26日発送の初狩工臨の荷票です。

 

この荷台上のごちゃごちゃ感が最高ですね。いつまでもこの姿で走ってほしいものです。

 

 

さて、キヤはここで見送りまして、今度は大宮駅へ。駅から少し歩いて大栄橋から下を覗くと…、

 

噂の車両が留置されていました。

 

6月2日に大宮総合車両センターに入場した185系C1編成。到着後、前日に入場したC2編成のモハ185-8+モハ184-8とC1編成のサハ185-1のトレードが行われ、C1編成が6両編成、C2編成が4両編成となりました。

 

編成組換えを終えたC1編成は当日中に出場しまして、7月3日の団体列車に充当。その後、8月16日に再び大宮総合車両センターに入場。様々な憶測が飛び交いましたが、8月25日付のJR東日本プレスリリースで真相が明かされました。185系200番台登場時の塗装、「新幹線リレー号」カラーの復活です。

 

…、ってことで突如大役を担うこととなったC1編成。当然ですが、0番台がこの塗装を纏うのは185系の歴史の中で初めてのことです。

 

JNRマークもしっかりと貼られています。

 

…、このマーク、ちゃんとした向きがあったんですね。全然気付きませんでした。

 

道路を挟んだ反対側からも少しだけC1編成の姿が見えました。大宮工場にピカピカのリレー号色が佇んでいる光景なんてもう見られないんじゃないでしょうか…?

 

9月5日に構内試運転を行い、翌6日に出場したC1編成。今後どんな形で使用されるのか、楽しみで仕方がありません。

 


 

さて、せっかく大栄橋に来たので大宮工場の変態分岐器も見てきました。

 

ダブルスリップスイッチと、

 

三枝分岐器。特にこの三枝分岐器は全国的に見てもかなり貴重なもので、JRではここが唯一の設置箇所のようです。長いレンズがあれば比較的観察しやすい場所にあるのが非常にありがたいですね。

 


 

以上です。

 

2022/8/30 試8434-8435D

本日分です。

 

今日は久しぶりにキヤを撮ってきました。

 

試8434D キヤE195系ST-8編成 東所沢

 

やって来たのは東所沢駅。ST-8編成が上り本線から上中を跨いで下中へ、なんとも新鮮なアングルになりました。

 

編成を変えながら連日行われているこの試運転。吉川美南~東所沢間を2往復するという、定尺キヤならではの運転区間となっています。目撃を見る限りでは待避駅以外にもいくつか停車する駅があるみたいなので、ハンドル訓練かと思われます。

 

ちなみに前回運用の荷票が差さりっぱなしでした。24日発の川崎工臨の荷票です。

 

程なくして出発。再び武蔵野線を下っていきます。

 

試8435D キヤE195系ST-8編成 東所沢

 

気動車方式への移行で、チキ工臨時代では考えられないような駅でも折り返すことができるようになりました。キヤの柔軟さを改めて実感しますね。

 

以上です。

 

2022/8/7-8 京都紀行

前回の記事の続きになります。

 

 

さて、6日は京都鉄道博物館をこれでもかというほど堪能したわけですが、7日と8日はしっかり(?)京都観光してきました。その時の写真も何枚かご紹介していきます。

 

まずは7日から。みやこ路快速に揺られて宇治駅へ。

 

宇治橋です。日本三古橋の一つで、646年に架けられた歴史ある橋です。現在の橋は1996年に架け換えられたものとのことですが、これもまた実に美しい姿をしています。

 

ここから少し歩きまして…、

 

平等院にやって来ました。

 

その中央に位置する「鳳凰堂」。翼を広げた鳥のように見えることからその名がついたと言われているそうです。

 

屋根の上には一対の鳳凰がおり、これもまた「鳳凰堂」の名の由来となっているそう。

 

池の中に建てられていることも大きな特徴の1つ。まるで水に浮かんでいるかのようです。

 

 

続いてのご紹介は…、

 

京都タワーの展望台です。到着するや否や土砂降り雨が降り始めたのですが、雲の切れ間から「天使の梯子」を見ることができました。

 

正式名称は「薄明光線」。雲の切れ間から柱状の太陽光が差し込む気象現象を言います。発生条件は意外とシビアで、「太陽光を遮るほどの分厚い雲」「エアロゾル状態」「太陽角度の低い時間帯」の条件が重ならないと見られないようです。

 

そして、雨の後には虹が架かります。写真にはうまく写りませんでしたが、しっかりと副虹も出ていました。

 

…、とまあ色んな気象現象が見られましたが、京都の街並みもしっかりと見てきました。こちらは京都貨物駅付近の様子。ちょうど新幹線と207系が2本ずつやって来ました。

 

こちらは京都鉄道博物館のスカイテラスからも見えた東寺の五重塔。高さ54.8m、木造塔としては日本一の高さを誇ります。京都と言えばまずこの五重塔が浮かびます。

 

で、せっかくなので外からも京都タワーを楽しんできました。

 

京都駅と絡めて1枚。それにしても…、

 

 

京都駅って本当にすごい構造してますよね…。いつ来てもテンション上がります。

 

 

そして烏丸口からタワーの全景を。この赤と白の塗装はデザインというより(建築基準法上の)超高層建築物に係る法規制の観点からこうなったそう。知らなかった…。

 

 

さて、最後に8日。

 

清水寺に行ってきました。小学校の修学旅行以来なので、実にn年ぶりです。

 

「清水の舞台から飛び降りる…」でおなじみの清水の舞台。江戸時代には願掛けでこの清水の舞台から飛び降りた人々がそれなりにいたとのことですが…。

 

色々と考えさせられるものがありますね…。

 

 

ということで、京都観光の写真のご紹介でした。たまには鉄道以外の写真を撮るものいいですね。

 

以上です。

 

2022/8/6 再訪・京都鉄道博物館 Part2

Part1の続きです。

 

館内を一通り回った後は屋外へ。前回の訪問時にあまり見られなかった梅小路蒸気機関車館をじっくりと見てきました。

 

まずは上から転車台と扇形車庫の全景を。車庫の外に出ている面々が微妙に変わっています。確か前回はC61 2の横にC62 2がいたはず…、

 

…、なんて考えていたらちょうど「SLスチーム号」が帰ってきました。牽引機は前回と同じくC56 160ですが、ヘッドマークが変わっています。

 

7月16日から9月25日にかけてイベント「きかんしゃトーマスとなかまたち in 京都鉄道博物館」が開催されていまして、それに合わせてSLスチーム号のヘッドマークもトーマス仕様になっていました。

 

さて、SLスチーム号以外の面々はと言いますと…、

 

まず目を引くのがC61形2号機。1948年に製造された大型蒸機で、日本で初めて自動給炭機が採用された機関車として知られています。このC61形2号機もSLスチーム号の牽引機として活躍していたのですが、2018年に入換中の脱線に見舞われて現在は運用離脱中とのことです。

 

その隣に展示されているのが1070形1080号機。1901年にイギリスで製造された歴史ある機関車です。厳密にいうとイギリス製の6200形という蒸気機関車を改造したものらしいのですが、如何せん古すぎてどこをどう改造したのかさっぱりわかりません。

 

ところで、前回はC61 2の横に「スワローエンゼル」ことC62形2号機が展示されていたのですが…、

 

この日はSL第2検修庫で整備中でした。これはこれでなかなか貴重な光景なのではないでしょうか。

 

ちなみにC62 2の炭水車は扇形車庫に留置されていました。これもまた貴重な光景だと思われます。

 

その脇にはこんなものも。どの機関車のものなんでしょう…。

 

そして前回はいなかったこんな車両の姿もありました。マイテ49 2、1938年に製造された1等展望車です。特急「富士」「はと」「つばめ」などに使用された極めて貴重な客車です。車籍もまだ残っているということですが、なぜ京都鉄道博物館にやって来たのかは今のところ不明となっています。

 

一番右端にはB20形10号機の姿が。オハフ50 68と連結した状態で展示されていました。B20形は1946年に製造された入換用の小型蒸機です。大型蒸機揃いの梅小路蒸気機関車館でマスコットキャラ的な人気を博しているとかなんとか。

 

 

…、とまあ本当に色々な機関車が保存されているわけですが、個人的な推しはやはりこの機関車です。

 

C51形239号機。1927年に製造された中型蒸機で、超特急「燕」の牽引機を務めたことで有名です。「燕」の牽引機として活躍したのは1930年から1934年までの5年間で、その後は後発の機関車に後を託して地方幹線へ転用されています。

 

そんなC51形の239号機はお召し列車専用機に指定されており、1953年までに全104回の牽引実績を誇る名機であります。

 

 

 

前面には菊花紋章、除煙板には鳳凰の装飾。2019年に再整備がなされ、美しいお召し装備が蘇りました。

 

機関室もじっくりと見てきました。

 

「凛々しい」の一言に尽きますね。末永く保存されてほしいものです。

 

 

さて、気付けば時刻は16時15分。SLスチーム号の入庫のお時間です。

 

まずは到着シーンを上から。

 

引いてもう1枚。夏休み真っ只中ということで客車も満員ですね。

で、到着するや否や客車を切り離して転車台へ。やはり思ったより多く回ります。

 

こちらは切り離された客車。足回りはチキ5200形(チキ5238・5239)が種車になっているという噂がありますが、果たして真相は…?

 

 

で、給炭・給水作業。前回とは逆サイドから撮ってみました。

 

再び転車台に進入してぐるぐる。やはり多めに回ります。

 

最後はバックで扇形車庫へ。翌日の運転に備えます。

 

ところで…、

 

これは本当に余談ですが、転車台周辺の留置線に50Nレールと30Aレールを異種継目板で接続している箇所があります。前回見つけられなくて、今回ようやく見つけることができました。こんな繋ぎ方で大丈夫なのか…?って感じですが、本当に車止めギリギリの部分なので車両が実際に走行することはまずないと思われます。

 

 

さて、最後に今回の訪問の最大の目玉、特別展示の様子をご紹介してこの記事を終わりにします。

 

「オヤ31形31号車」特別展示です。

 

京都鉄道博物館ではJR西日本の営業線とつながった【車両工場】エリアで様々な車両を展示しているわけですが、7月26日から8月14日までの期間は建築限界測定車オヤ31 31が展示されていました。

 

これがオヤ31 31です。普段は網干総合車両所宮原支所に留置されている車両で、扇形車庫で展示されていたマイテ49 2と共に京都鉄道博物館にやって来ました。

 

言うまでもなくたいへんに貴重な車両です。そもそも7両しか製造(改造)されておらず、現在も稼働できるのはこのオヤ31 31のみ。保存されている車両もリニア鉄道博物館のオヤ31 12のみで、残りの5両は全て解体されたそうです。

 

そんなオヤ31の最大の特徴がこの矢羽根。建築限界測定のための測定装置で、この矢羽根に触れたものは建築限界に抵触している支障物ということになります。なんともアナログな検測方法です。

 

矢羽根を開いた姿が花魁のかんざしに見えることから、「おいらん車」の愛称で親しまれているそうです。

 

個人的には花魁というよりウニ…

 

 

車籍もしっかりと残っており、2018年には検査も受けている「現役車両」ではありますが、測定車として使用されることは今後あるのでしょうか…?

 

 

…、と考えているうちに閉館の時間。結局今回も閉館まで滞在したわけですが、まだまだ見どころはありそうです。また近いうちに訪問できればなと思います。

 

 

以上、再訪・京都鉄道博物館 でした。