6月14日の撮影分です。
最近なかなか撮りに行く機会がなかった尾久キヤ。しばらく見ないうちにとんでもないことが発生していたようなので、急遽撮影に出向いてきました。
配9442 DE10 1654+キヤE195系ST-14編成 新小岩信~金町
数年ぶりの高砂橋で待つこと暫し、定尺キヤがDE10に牽かれてやって来ました。仙台臨海鉄道ではよく見られる光景ですが、首都圏の本線上をこの組み合わせで走るのは意外にもこれが初めてです。
牽引されているのはST-14編成。どうやら越中島貨物駅で故障したようで、田端へ強制送還されることに。発駅が越中島貨物駅ということで、DE10としてはDD200に置き換えられて以来、約1年ぶりの越中島貨物線入線となりました。
配9442 DE10 1654+キヤE195系ST-14編成 金町
実はキヤ工臨の初年度にも故障に見舞われていたST-14編成。その時は新小岩信号場までは自走で辿り着いたもののその先は運休となり、しばらく留置された後に自走で田端へ向かい、後日越中島へレールを返しに行きました。
今回はレールセンター内での移動こそ自力でできたようですが、本線上での自走はNGと判断されたのか、機関車による所属区返却となりました。
稼働開始から3年と3ヶ月、初めて機関車の手を借りることとなりました。こういったシーンを見ると本当に機関車を全廃していいのかと思わなくもないですが、今後は機関車に頼らない方法が編み出されるのかもしれませんね。故障しないのが一番ですが…。
ところで…、
ちょうど6年前にも似たような列車が走っていました。まだ量産先行車2本しかいなかった2018年6月、当時は小牛田車だったLT-1編成が故障に見舞われ、EF81 95に牽引されて所属先へ強制送還されました。
6年越し、1日ズレの救援劇。何たる偶然でしょう。
以上です。