7月26日の撮影分です。
7月最後の撮影も黄色い車両です。

やって来たのは新秋津。着くと既に連結作業が始まっていました。

この黄色い電車の正体は西武2000系2417Fと2419F。新宿線に2両2編成が残存していましたが、昨年10月に西武線を去った2451F・2453Fと同様に近江鉄道へ譲渡されることとなったようです。小手指~新秋津間は牽引車263Fが牽引、こちらも既に切り離し作業が行われていました。

2つの顔が存在する西武2000系、この厳つい表情の車両は1977年から1988年にかけて製造された、いわゆる旧2000系と呼ばれる車両です。

西武新宿線系統を主戦場としていた旧2000系。2025年6月をもって運行を終了しまして、いよいよ旅立ちの日がやって来ました。

まだまだ黄色い電車が多くみられる西武線ですが、この顔はこれにて見納めです。

9267 EF210-112+2000系2419F+2417F 府中本町~梶ヶ谷タ
せっかくなので走行写真も。多摩川入水アングルと悩みましたが、旧2000系の近江鉄道行きは最初で最後ということでパノラミックウィンドウと田窓が目立つよう望遠気味に構えてみました。


これで4編成が近江鉄道へ。もと2451F・2453Fについてはは201F・202Fに改められ、「ドクターガチャコン」としてデビューするとのこと。懸念していた塗装はどうやらそのままのようで、運行が始まったらぜひとも見に行きたいところです。
以上です。