令和元年5月1日、新しい時代の幕開けです。
さて、生まれて初めて改元というものを体験するわけことになり、その瞬間をどう過ごそうか考えていたわけなのですが、ありがたいことにお誘いをいただいたので、5000系の車内で改元の瞬間を迎えることに決定。というのも、京王電鉄では改元の瞬間を京王ライナーの車内で迎えようという「京王ライナー 平成→令和91号」という列車が設定されていたのでした。
7009レ 京王ライナー9号 京王八王子 5000系5733F 府中
そんな大役を任された編成は5733F。事前に公表されていた「令和」ヘッドマークはライナー84号の送り込み回送から取り付けられ、その後84号~1号~5号~9号と充当されました。ということで、9号を無難に府中で回収。
REIWA と書かれたシンプルなデザインですが、5000系によく似合ってるなと思います。
****レ 回 送 9000系9707F 府中
時間がちょうどよかったので高幡→若葉の定回もついでに回収。
そして大激パ承知で新宿に突撃。
駅に着くと、既に令和ライナーの表示が出ていました。
2717レ 快速 橋本 9000系9742F 新宿
あとはひたすら2番線に入ってくる列車を撮りながら待機。この時間の相模原線って快速ばっかなんですね・・・。
2719レ 快速 橋本 7000系7723F 新宿
000系も登場。平成最後に撮った7000系は7723Fということになりました。偶然にも、昭和に作られた最後の7000系がこの7723Fでした。文字通り平成を駆け抜けた7000系、令和時代でも末永く活躍することを願います。
4715レ 区間急行 橋本 8000系8723F 新宿
相模原線の快速オンパレードは2719レで終わり、ここからは区急に切り替わります。
****レ 京王ライナー 平成→令和91号 5000系5733F 新宿
そして「京王ライナー 平成→令和91号」が入線。見た目はさっきまで走っていたライナーと変わりませんが、カメラを向ける人の数が特別な列車だということを主張してくれます。
細部を撮る間もなく車内に乗り込み、一路八王子を目指します。注目されていた改元の瞬間の区間は千歳烏山と仙川の間。先行列車が遅れ気味だったので、本来はもう少し先の区間だったと思われます。車内では、改元の瞬間の少し前から時報が放送されていました。
そして無事に終点の京王八王子に到着。5733Fは回送で高幡不動へと帰っていきました。
さて、各地で様々なイベントが行われた令和元年最初の日ですが、京王れーるランドでも改元にあわせて展示車両が特別仕様になっていました。
6438号車には「令和元年」の行き先表示、
3719号車には「急行 平成→令和」表示、
5723号車には臨時の種別版と、「平成→令和」の行き先表示が取り付けられていました。
昭和から平成への移り変わりとは全く異なる姿となった今回の改元。こうして祝賀ムードで新たな時代を迎えることができるのは、本当にありがたいことなんだなと思います。
以上です。