れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

11/2 キヤE195系LT-1編成 返却回送

昨日分です。

 

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またまたやって来ました、越中島貨物駅。ロンチキが1編成いなくなったからなのか、やけに構内ががらんとしている気がします。

 

…、なんて考えていたら後ろのロンキヤの入換が始まってしまったので、急いでしおかぜ橋へ。

 

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※構内入換 キヤE195系LT-1編成 越中島貨物

 

後撃ちはなんとか撮れました。10月15日に東京レールセンターへやって来たLT-1編成がご帰還です。

 

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向かって左側の積込線にはロンキヤに積まれていたと思われる150Mレールが1本。右側の2本のレールは…、なんだろう。

 

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思ったより早く入換が終わったので着発線へ。

 

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発車待ちのロンキヤの横では何やら作業中…。

 

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反対側には前回来た時より増えているロンチキの器具…。

 

越中島貨物駅での撮影はここらへんで切り上げ、新金線へ先回り。

 

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回9420D キヤE195系LT-1編成 新小岩信~金町

 

前回の返却回送は夜に新小岩を出発しましたが、今回は夕方に出るということで高砂へ。予想以上に暗くて撃沈。

 

以上です。

 

惜別 4100レ

2020年10月30日にダイヤ修正が実施された京王電鉄。ダイヤ「修正」という言い回しは初めて聞きましたが、新型コロナウイルス感染症で大きく変化した社会情勢に合わせたダイヤの「修正」ってことなのでしょうか。

 

まあそんなことはさておき、今回のダイヤ修正の最大の目玉は沿線民の悲願(?)であった19時台の京王ライナー新設。京王ライナー登場から2年と半年、遂にこの時が来ました。

 

さて、そんなダイヤ修正の裏でひっそりと姿を消した列車がありました。

 

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高尾山口23時41分発、4100レ 区間急行 桜上水行きです。

 

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当ブログでも度々登場してきたこの4100レ、何をそんな躍起になって撮ってるんだと思われるかもしれませんが、夜間に識別灯付きの8連を撮れる運用ってのが意外と少なく、そのうちの1つが4100レだったのです。

 

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4100レという列車が誕生したのは2013年2月22日のダイヤ改正区間急行の誕生と共に高尾線からの新宿方面最終列車として設定されました。4100レ自体は桜上水止まりですが、桜上水で前を走る新線新宿行きの終車に接続するため、実質的にこの列車が新宿最終の役割を果たしているというわけです。

 

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そんな4100レを初めて撮ったのは2017年7月のこと。デヤの工事列車を撮りに行くと前走りでやって来るので何度か見てはいたのですが、撮影したのはこれが最初です。今は6連になってしまったため4100レの先頭に立つことはなくなった7709F。貴重な記録です。

 

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しばらく間が空きまして、2回目の撮影は同年の10月。この日は2017年12月で廃車となった7706Fが登板しました。

 

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その翌月にも1枚撮っていました。ROM更新前の区間急行 桜上水表示はこれが唯一の撮影となってしまいました。ちなみに、後ろから煽り運転してきているのは夕方の人身事故で7773号車が大破した7723F。このあと若葉台まで回送されたようです。

 

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そして4100レ史上において大きな転機となった2018年1月19日。なんと7000系の2+6が登板したのです。意図的に避けられていたのかたまたまなのかはわからないですが、今まで2+6が桜上水に入庫する場面というのはほとんど見られなかったので、4100レの2+6登板自体もひょっとしたらこれが初めてだったのかもしれません。しかも先頭はワンマン車の7421F。どうやら若葉台で幕更新を行うために組まれた運用だったようです(1月18日の日中に7421Fのみ幕交換を行っています)。

 

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ということで、2018年上旬に行われた種別幕更新で白地に黄緑の区間急行幕は見納めに。まあ、夜に撮るとぶっ飛んで何が何だかわからないんですけどね。

 

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新しい区間急行幕は黄色地に白の文字。旧幕より多少はマシになりましたが、やっぱり夜に撮ると飛んじゃいます。

 

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そんな幕更新真っ只中の2018年2月22日。ダイヤ改正前夜に7707Fが登板しました。休車と運用復帰を繰り返していた同編成、幕もきっちりと交換されまして、ここから約1年ほど7000系最後の8連として活躍することになります。

 

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ダイヤ改正以降は2+6の登板も頻繁に見られるようになりました。こちらは貫通扉の色がちょっと違う7423F。

 

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ROM更新後の区間急行表示も撮りたいなってことで、7000系以外の日にわざわざ撮りに行ったりもしました。

 

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もちろん8000系も。これら2枚の写真が後々貴重な記録になろうとは、この時は思ってもいなかったのでした。

 

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もう1本のワンマン車、7422Fも何度か登板するシーンが見られました。そしてこの登板から1ヶ月後、7422Fに衝撃的な出来事が起きるわけです。

 

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なんと行先・種別表示がLEDに。4100レにはなかなか登板せず、換装から約半年後の2019年6月に初登板となりました。LEDになれば表示も写りやすくなるかな…?という淡い期待を打ち砕く衝撃の飛びっぷり。まだ幕の方がマシでしたね…。ちなみにこの回は唯一識別灯が点かないまま発車した回でした。

 

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そんなわけで、2連の幕車の駆け込み葬式に駆け回った2019年の2月。

 

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この時は7424Fと7425Fが2日連続で登板。この翌月にどちらの編成もLED表示器に換装されました。

 

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そして同じ年の秋には8000系の前照灯交換が本格化。遂には8連にも波及し、白色LEDな4100レも早々に実現となりました。

 

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ということでハロゲンな8000系の葬式も。区間急行なので東府中にも停まるのですが、撮りに行ったのはこの1回だけでした。府中の方が明るいですしね…。

 

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とまあこんな感じで、車両の仕様は変わりつつも列車自体はずーっと残っていくんだろうなあと思っていたんですが、突如終わりの時を迎えることとなります。2020年10月30日に実施するとリリースされたダイヤ修正、新しい時刻表に4100レが載ることはありませんでした。新型コロナウイルス感染症によって社会情勢が大きく変わり、終電繰り上げがトレンドになろうとしている今日この頃、各社の大規模なダイヤ改正より一足早く、京王線の深夜帯の列車にテコ入れが図られたのでした。

 

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こうして突然始まった4100レのカウントダウン。撮りたい編成は撮り尽くした感があったのでもういいかと思っていたのですが、幾度となく楽しませてもらった列車だったので、最後の3日間だけは通ってきました。廃止3日前にはまさかの7421Fが登板。これが最後の7000系充当になりました。

 

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廃止2日前は前照灯白色LED化が始まった9000系が登板。前照灯更新車の9000系と4100レの組み合わせは2ヶ月のみの光景となりました。集計していないので何回登板したのかはわかりませんが、そこまで回数はなかったんじゃないかなと。

 

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そして迎えた2020年10月30日、4100レ最終列車です。最後は8726Fが登板。最後の3日間に3形式が充当されるという、なんとも綺麗な幕切れでした。

 

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新型コロナウイルス感染症で社会情勢が変わった結果、お役御免となってしまった4100レ。まさかこんな終わり方になるとは思ってもいませんでしたが、最後をきっちりと見届けられたのはよかったかなと思っています。

 

 

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さよなら 4100レ

 

10/30 4100レ最終列車

本日分です。

 

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またまたやって来ました、府中駅。遂に4100レラストランの日を迎えてしまいました。

 

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4100レ 区間急行 桜上水  8000系8726F 府中

 

最終列車には8726Fが充当されました。最後の3日間に3形式全てが登板するという実にドラマチックな展開。幾度となく楽しませてもらった4100レともこれでお別れです。

 

ついでに上り最終も、と思って待っていると…、

 

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6150レ 各停 桜上水  7000系7728F 府中

 

7728Fがやって来ました。びっくり。長らく8連で運転されてきた桜上水終ですが、10連に変わってしまうのでしょうか。後日見てこようと思います。

※11/3追記:桜上水終が10両編成での運転になっていることを確認しました。

 

4100レについても今までの写真がそこそこの数ありますので、特集記事を書こうと考えている次第です。

 

以上です。

 

10/29 ロンチキC編成転属配給

前回の続きです。

 

当ブログでは度々歴史が動いていますが、昨日も大きく歴史が動いた1日となりました。まずは越中島貨物駅へ。

 

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ちょっと早く着いてしまったので、まずはしおかぜ橋から全景を眺めます。中央の2線にはレールの積まれたロンチキB編成と定尺チキが留置されていました。

 

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奥にはロンキヤことキヤE195系LT-1編成の姿も。15日に東京レールセンターにやって来たLT-1編成。荷台には150Mレールが1本積載されています。

 

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資材センターの方にはロンチキA編成のものと思われる器具が置かれていました。検査の時はここに置いておくんですね。

 

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そして編成表記の消されたロンチキ。このロンチキこそがこの日の本題になります。

 

入換が始まりそうだったので、再びしおかぜ橋へ。

 

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スイッチャーに牽かれ、先ほどのロンチキが登場。

 

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編成中央の発電機には「C」の文字。越中島の異端児、ロンチキC編成です。

 

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時間的には午後発送の時間になるですが、レールが1本も積載されていません。

 

この謎の列車、正体は貨車の側面に書かれていました。

 

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「仙セン」「岩切駅常備」の文字…。なんとロンチキC編成が仙台車両センターに転属することになったのでした。

 

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東北地区のロンチキと言えば、この鳶色の「岩切ロンチキ」を思い浮かべますが、実はこのロンチキは既に郡山車両センターへと回送され、廃車となっています。ロンチキ不在となった東北地区、ロンキヤ稼働までの繋ぎとして越中島のロンチキC編成が駆け付けることになったようです。

 

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着発線に移動すると、高崎操から帰ってきたチキの入換が行われていました。

 

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そして、この日の越中島貨物線の運用を受け持つDE10 1752の入換がスタート。幾度となく牽引してきたロンチキC編成を牽くのも、これが最後になるのでしょうか。

 

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組成が完了したところで、後ろから1枚。C編成の特徴とも言える黄色い器具が夕日に照らされ、実に綺麗な光景です。

 

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住み慣れた越中島貨物駅ともいよいよお別れ。列車は新小岩信号所に向けて発車していきます。

 

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ということで、自分も新小岩信号所にやって来ました。

 

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同僚のA・B編成とは若干仕様が違い、なかなかにクセのあるC編成。このままの仕様でいくのか、あるいは…?

 

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そんなことを考えているうちに牽引機が登場。やっぱりEF81 81でした。3年前の岩切チキを使用した古レール輸送も、2年前の旧岩切ロンチキを使用した補填輸送も、今回の転属配給も81号機。本当に岩切絡みは81号機がよく登板します。

 

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ここだけ見ると、いつもの夜発送ですね。

 

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発車待ち。

 

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ついでに2年前に先代の岩切ロンチキが来た時の写真も貼っておきます。

 

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配9545 EF81 81+旧ロンチキC編成13車 新小岩

 

そして信号が開通。遠く離れた岩切の地へ向けて発車していきました。

 

去る者追わず、ここで追っかけは終了です(おなかすいただけ)。ロンチキC編成に関する記事はまた改めて特集として書く予定ですので、今回はこのあたりで。

 

ではでは。

 

10/29 4100レ・6150レ

昨日分、日付が変わった直後のお話です。

 

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この日も府中駅へ。お目当てはもちろん上から3番目。廃止まであと2走となった4100レです。 

 

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4100レ 区間急行 桜上水  9000系9704F 府中

 

この日は前照灯白色LEDに変わったばかりの9704Fが登板しました。9月1日の9703Fを皮切りに、じわじわと進みつつある9000系0番台の前照灯交換ですが、4100レとの組み合わせは僅か2ヶ月のみの光景となってしまいました。

 

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6150レ 各停 桜上水  9000系9707F 府中

 

上り最終もついでに。こちらも前照灯が交換された9707Fでした。

 

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2016年4月頃に9705Fが白色LEDに交換されて試運転を行ったらしいんですが、それから4年、ようやく交換開始となったようです。9000系に関して言えば、このライトの方が似合っている気がします。いずれは30番台にも普及するのでしょうか。

 

深夜の分は以上です。つづく。