れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

2021/8/18 EF65 1104 廃車回送

先週の水曜日の記事になります。

 

まずは尾久駅へ。

 

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EF65 1104が東北2番に入線。前にはEF64 1053が連結されています。

 

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2021年3月5日発の我孫子工臨を最後に運用を離脱していた同機ですが、遂に旅立ちの日がやって来ました。

 

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配9547 EF64 1053+EF65 1104 尾久

 

程なくして信号が開通。多くのギャラリーに見守られ、尾久駅を後にしていきました。長野までの最終行路のはじまりです。

 

このあと列車は東大宮操へと向かい、向きを変えて武蔵野線へ。国立支線を通って中央線に入り、あとは中央線をひたすら下っていきます。電車で追いかけるにも十分な余裕はあるのですが、昼飯を食べたり切符を買ったりしているうちにどんどん時間がなくなり…、

 

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配9441 EF64 1053+EF65 1104 上野原~四方津

 

四方津でようやく2発目。主役は後ろのPFですが、一応前からのカットも…、ということで。1053号機が動いているところを見るのも随分と久々な気がします。

 

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振り向いてもう1枚。尾久を発ってから3時間、まだまだ先は長いです。

 

猿橋の停車で先回りし、今度は勝沼ぶどう郷へ。土砂降りだった雨もいつしか止んで、笹子川には虹が架かっていました。

 

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さて、勝沼ぶどう郷と言えばEF64 18。久々の対面ですが、退色が随分と進んでいました…。

 

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現在、現役時代の姿を取り戻すべくクラウドファンディングが行われているとのことです。

 

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そんな18号機の横をEF65 1104が通過。これが最初で最後の対面でしょうか…?

 

この後は上手いこと追っかけの電車が繋がらないので、勝沼で小休止。駅の周辺をうろうろして時間を潰します。

 

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こちらは駅を出て右手にある旧勝沼駅のホーム跡。1968年頃まで行われていたスイッチバック運転の名残です。勾配上にホームを設置することを避けるため、勝沼駅に停車する列車はこの旧ホーム跡がある場所に進入し、通過する列車は現在の本線を突っ走っていく、という構造になっています。

 

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駅名標の右側に書かれている「はじかの」は現在の甲斐大和駅のこと。1993年4月1日に「初鹿野」から「甲斐大和」に改称されています。また、同日にこの勝沼駅も「勝沼ぶどう郷」駅に改称されました。

 

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訪問した時間がちょうどよかったのか、柵の影が線路のようになっていました。

 

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続いて駅舎。1980年から使用を開始した駅舎とのことですが、近代的といいますか、随分とオシャレなデザインになっています。

 

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改札を出てすぐ右手ではぶどうが栽培されています。

 

そうこうしているうちに列車の時刻になったので、追っかけ再開。普通列車と特急を乗り継いで下諏訪でようやく追い越し…、

 

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配9941 EF64 1053+EF65 1104 松本

 

松本でバルブ。思ったよりは混んでおらず、無事に撮れてなによりです。

 

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横からも1枚。

 

列車はここからラストスパート。篠ノ井線を進み、終着の長野へと向かっていきます。自分も後を追っていき…、

 

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最後は明科駅で回送車票を。記事欄に書かれた「3955695.2km」は今までの総走行距離とのこと。地球1周4万キロとすると約99周分、とてつもない距離を走ってきたんですね…。

 

さて、明科駅で1104号機を見送った後はのんびりと篠ノ井線を進んでいき、終点の長野駅へ。

 

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まもなく運用を離脱するらしいS16編成が停まっていました。スカ色の電車を見るとなんだか落ち着きますね。

 

 

ということで、EF65 1104の廃車回送を尾久から長野(厳密には明科ですが…)まで追っかけてみました。追っかけの割には随分と寄り道が長かった気もしますが、見慣れた車両の最期をしっかりと見届けられたのはよかったなと思います。近いうちに1104号機の過去写真をまとめて記事にしようかなと考えているところです。だいぶ先になってしまいそうな気もしますが…。とりあえず、この記事はここでおしまいです。

 

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さよなら EF65 1104

 

2021/7/16 熱海工臨・南松本工臨など

昨日分です。

 

昨日は久々に越中島貨物駅に行ってきました。

 

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まずは積卸作業場の様子から。今週の火曜日から木曜日にかけて11本の短キヤが送り込まれたので、積卸作業場がキヤだらけになっていました。

 

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もともと越中島貨物駅にいた2本+今週送り込まれた11本うちの2本(ST-13・ST-21編成)は水曜日の午後便と木曜日の午前便でそれぞれ発送されており、ST-16・ST-22・ST-23編成はレールの積み込みを終えて構内の西側に留置中。残りの8編成が積卸作業場に留置されています。

 

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こちら側から見て一番手前の線路にST-12・ST-11・ST-9・ST-15編成、その隣にST-8・ST-17編成、一番奥にST-18編成がいます。

 

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ST-8・ST-17・ST-18・ST-15編成は既にレールが積まれた状態でした。

 

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そうこうしていると、移動機がチキを押し込んできました。14日の配9247で出ていったチキ5220・6033・6052・6155です。ここからだとわかりにくいのですが、どうやら入換時に作業係員が乗る控車が連結されなくなったようです。チキの数が減ってきたからなのかなんなのか。

 

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交検上がりのチキを引っ張ってきたDE10 1571は単機で新小岩へ戻っていきました。つい最近まで毎日のように越中島貨物線を走っていたDE10ですが、キヤへの移行が完了してからは週に2~3回の運転が基本になりつつあるようです。

 

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話を積卸作業場に戻します。車止めの手前にはチキの緊締装置が置かれていました。

 

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実は先月も1回越中島貨物駅に来ていたのですが、その時はこんな状態でした。随分と数が減ったような気がします。

 

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しばらくするとクレーンが動き出し、ST-12編成の積み込み作業がスタートしました。

 

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運河沿いの遊歩道「潮風の散歩道」の工事が終わり、色々な角度から積み込み作業を観察できるようになりました。

 

積み込み作業の観察は途中で切り上げまして、今度はしおかぜ橋へ。

 

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ロンキヤが起動していました。

 

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※入換(熱海工臨) キヤE195系LT-3編成 越中島貨物

 

ゆっくりと引上線へ。午後便の熱海工臨です。午後便の入換はこれが初撮影となりました。さらにロンキヤの量産車が仕事しているところを見たのもこれが初めてでした。

 

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レールはキヤE195-100側に寄せられています。

 

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折り返して着発線へと向かっていきました。

 

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最後にしおかぜ橋からレールセンターの全景を。クレーンの横にいるキヤがST-23・ST-22・ST-16編成。今日の午前便・午後便でそれぞれ発送されたようです。

 

ロンキヤはこれ以上深追いせずに越中島からは撤収。ここから一気に中央線へ向かいます。

 

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工9941D 南松本工臨  キヤE195系ST-21編成 日野~豊田

 

昼発送の南松本工臨です。新小岩を発車してから約5時間、停車に停車を重ねてようやく豊田に到達です。

 

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せっかくなので1駅進んで八王子へ。下1に停車中でした。

 

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ここで荷票も回収。定尺レール輸送の輸送番号は設定順ではなく、実は行き先を表していたということが最近になってわかってきたのですが、長野支社の輸送番号の仕組みだけは未だによくわかりません。なぜ1ユニットだけなのに2-2なんでしょうか…?まだまだ謎が多いキヤ工臨です。

 

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発車まで見送って撤収しました。関東地方の梅雨明けが発表され、久々に綺麗な青空を見ることができました。

 

以上です。

 

2021/7/6 152レなど

昨日分です。

 

昨日は買い物ついでに川崎新町で貨物を3本。

 

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74レ EF66 117+コキ 川崎新町

 

まずはEF66牽引のシャトル便。かつてはEF65の独壇場であったシャトル便ですが、7月から79-72レがEF210牽引になり、現在のところPF牽引のシャトル便は77・78レのみとなってしまいました。

 

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1094レ EF210 170+コキ 川崎新町

 

続いて鹿島貨物こと1094列車。3月改正でEF64が首都圏から撤退し、花形運用であった1095-1094列車もEF210牽引に変更となりました。

 

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152レ EF65 2117+コキ 川崎新町

 

最後に「クリーンかわさき号」こと152列車。日本唯一の家庭ごみ運搬列車です。日が長くなり(もう夏至は過ぎましたが…)、この列車も余裕で撮れるようになりました。

 

以上です。

 

2021/6/28 8152レ・8090レ

昨日分です。また随分と間が空いてしまいました…。

 

昨日は買い物ついでに貨物を2本。

 

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8152レ EF210-124+コキ 川崎新町

 

まずはリニア中央新幹線の残土輸送から。およそ2年にわたってEF65が牽引機を務めてきましたが、今年の3月から新鶴見EF210の運用になったようです。昨日の牽引機はJRFロゴの付いた普通の桃太郎。これもいずれは貴重な存在になるのでしょうか…?

 

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8090レ EF210-12+チキ3車 八丁畷

 

続いて東京タ行きの50Mレール輸送を。今回は珍しく岡山の桃太郎が先頭に立ちました。

 

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日鉄チキの50Mレール輸送を撮ったのはおよそ5年ぶり。5年前はまだEF66-0が頻繁に充当されていました。

 

以上です。

 

2021/5/17 回9451M・単8281

久々の更新です。

 

多忙でしばらくカメラを触れていなかったのですが、ようやく余裕ができてきたので久々に撮影に出向いてみました。

 

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回9451M E493系+EF64 37 東所沢

 

やって来たのは東所沢駅。スーパークモヤことE493系が機関車を率いて登場です。

 

新型砕石輸送気動車GV-E197系と同時に導入が発表された新型の事業用電車E493系。車両の入換作業や回送に従事している機関車の置き換えを目的として、量産先行車クモヤE493-1とクモヤE492-1が尾久車両センターに配備されました。E493系は機関車ではなくあくまでも電車なので、運転面やメンテナンス面での効率化が図られることでしょう。

 

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後ろに繋がっているのはEF64 37。もちろん無動力です。

 

で、1駅進んで新秋津へ。

 

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回9451M E493系+EF64 37 新秋津

 

後ろから1枚。近い将来、こんな感じの廃車回送が走るのかなあと思ったり。

 

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連結面。E493系側も後部標識が点灯していました。

 

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GV-E197系と顔はほぼ同じですが、スカートの色が黒いのでちょっと印象が違う気がします。ちなみに、GV-E197系は1両の両端に運転台が付いていますが、E493系は片側にしか運転台がないため、2両1組で運用されるようです。

 

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ついでに37号機をもう1枚。久々の対面がこんな形になるとは。

 

この先は追いかけず、もう少し進んで府中本町へ。

 

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単8281 EF65 2138+Mc250-2+M251-2+M251-1+Mc250-1 府中本町

 

SRCのOM入場がありました。2年前にもここで撮っていますが、今回は更新色ということでもう1回撮ってみました。更新色が入ってラッキーと思うようになってしまったあたりに時代の流れを感じます…。

 

以上です。