れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

高尾線6連シャトルの思い出

明日、2020年2月22日にダイヤ改正を実施する京王電鉄。今回もなんか色々と見納めになるものがあるみたいなのですが、その中でも高尾線の6連シャトルは色々と楽しませてもらった記憶がありますので、ちょっと振り返ってみようかなと思います。

 

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2015年のダイヤ改正で登場した高尾線の6連シャトル。平日のお昼前から夕方にかけて、高幡不動高尾山口間を6両編成の各停が行ったり来たりしているアレです(勝手に6連シャトルって呼んでました)。6両編成ということで、当然充当される車両は7000系。運行開始からしばらくは、4+6の編成を高幡不動に2本用意し、それぞれの編成をバラして6両編成を2本仕立て、シャトル便に充当していました。

 

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そんなわけで、高幡不動に取り残された4連側はこんな感じで相方の帰りを待っていました。

 

しかしながら、シャトル便に充てる6両編成を2本確保できないような状況も発生するわけでして、そういう時はどうしていたかというと…、

 

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4連に2連をくっつけて6連を仕立て、シャトル便に突っ込んでおりました。今でこそ珍しくはなくなりましたが、当時はビード+ビードの組成に強烈な違和感を覚えたものです。

 

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しかも普段は連結面に封じ込められている785*号車が先頭に立つので、なかなか貴重な運用だったりもしたわけです。

 

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そんなレアキャラ的存在だった2+4の組成ですが、2018年のダイヤ改正あたりからだったでしょうか、ほぼ日常的に見られるようになります。というのも、従来はシャトルが終わるまで高幡不動に放置されていた4連に2連をくっつければ、4+6の編成1本でシャトル用の編成を2本仕立てられるわけで、毎回4+6の編成を2本用意する必要がなくなるわけです(実際にそういう目的だったのかは不明ですが…)。

 

そんなわけで、最近は、朝のうちに高幡不動の東側の留置線に2連を押し込み、そこに4+6の編成を突っ込んで6両と2+4の6両に組み替え、シャトル便に充当する、という光景がよく見られたのでした。

 

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もう1つ触れておきたいのが2017年の秋ごろのお話。この頃、7708Fと7709Fが8両から6両に短縮されたわけですが、しばしば高尾線シャトル便に充当されるシーンが見られました。

 

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特に7708Fは、6連化直後はもっぱら高尾線シャトル便に充当されていたので、高尾線用に6両を仕立てたのかなー、なんて思っていたんですが、結局は2連をくっつけて8両編成として運用に入るのが日常になってしまいました。

 

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そんなわけで、末期は7708Fと7709Fのシャトル便はほとんど見かけることはありませんでした。

 

とまあ、こんな感じでひとくちに6連といっても結構バラエティ豊かで、なかなかに面白い被写体だったなと、今になって思います。書きたいことは書き尽くしたので、あとはひたすら過去写真を貼っていきます(

 

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検査明けの編成が充当された時なんかはよく撮りに行っていましたね。これは7701Fが出場した直後のお写真。

 

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こちらは検明けの7804F。

 

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7705F。

 

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こちらは高尾山口でのスナップ。もうちょい撮っとけばよかったなと。

 

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高幡不動では動物園線との並びも日常的に見られました。ツーマン代走の時なんかは、普段ペアを組んでいる2本が横並びになったりして面白かったですね。

 

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6連シャトルが消滅すると、高幡不動での分割併合作業を見る機会も減るんじゃないでしょうか。6連と2+4の編成を4+6に戻す作業の手際のよさは本当にすごかったですね。

 

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最終日である今日は7705Fと7423F+7805Fが充当されたそうです。いつか復活してくれたらなー、なんて思ってはいるのですが、なかなか難しそうですね…。

 

ということで、高尾線6連シャトルの思い出をグダグダと振り返ってみました。探せば結構出てくるもんですね…。

 

さあ、明日はいよいよダイヤ改正です!1301レがめちゃめちゃ楽しみです!!