先週の金曜日の分です。
まずは越中島貨物駅へ。
…、前回来た時よりも随分と構内ががらんとしていました。
かつて積み込み用のレールが置かれていた場所には木の土台が設置され、重機が数台…、
…、よく見るとクレーンがなぎ倒されています。
どうやらロングレール積み込み用クレーンの交換が行われるようで、今まで使用されてきたクレーンの解体作業の真っ只中だったようです。
8台あったクレーンのうち4台は既に跡形もなくなっており、5台目が現在解体中といった状態でした。
2本の積込線ともう1本奥の線路には、線路閉鎖の標識と木製の仮車止めが設置されています。
資材センターの方には相変わらずロンチキの器具がどっさり。前回来た時よりさらに増えているような…。
そして奥の方にはロンキヤ。入換が始まりそうだったので、しおかぜ橋に移動します。
※構内入換 キヤE195系LT-1編成 越中島貨物
11月12日にまたまた東京レールセンターへとやって来たLT-1編成、変わり果てた姿の越中島貨物駅を背に、田端へとご帰還です。今回は無事に引上線に入って来るところを撮れました。
解体中のクレーンを横目に着発線へ。なんとも異様な光景です。
最後にしおかぜ橋から積込線の様子を。線閉の標識の手前には器具の外されたチキ6000形とチキ5500形。工事の影響で貨車を置ける場所が随分と減っているようで、ロンチキが疎開するのも頷けます。
越中島貨物駅からはここらへんで撤収しまして、今回も新金線へと先回り。
回9420D キヤE195系LT-1編成 新小岩信~金町
前回は夕方に新小岩を出ましたが、今回は午前中に出るということでリベンジマッチ。ようやく理想的な条件で撮影できました。今後はこの光景も当たり前になっていくのでしょうか。
で、金町線に飛び乗って金町へ。
回9420D キヤE195系LT-1編成 金町
先程のロンキヤが停車中でした。ここから進行方向が変わりまして、田端へと帰っていきます。
ロンキヤはこれ以上追わず、ここから少し移動して北千住へ。
1183H 快速 成田 E231系マト119編成 北千住
元三鷹車のE231系が来たので1枚撮影。車外スピーカー準備工事がないのが特徴らしいですが、自分にはよくわかりません。
工9413 田端操工臨返空 DE10 1571+ロンチキ8車 北千住
そして本題の田端操工臨返空が登場。11月4日に田端操に疎開したロンチキB編成の8車が越中島に返却されました。1~4両目は貨車上の器具が撤去されていますが、5~8両目は器具がそのままという、なんとも異端な編成です。
こんな異端編成を1発撮って終わりなんて勿体ない、ということで再び金町へ。
工9413 田端操工臨返空 DE10 1571+ロンチキ8車 金町
先程までロンキヤがいた線路に停車していました。
フラットなチキと器具の残っているチキの連結面。検査の際の回送では見られそうな組成ではありますが、常磐線で見かけることはまずないと言えるでしょう。
程なくして、機回しがスタート。
チキを切り離し…、
松戸方で折り返して…、
ホームから見て手前の線路を通りまして…、
先程とは反対側に連結。これで機回しが完了です。
74レ EF66 128+コキ 金町
で、停車中の工臨の脇を74列車が通過していきます。
ここだけ見ると半ロンチキの返空って感じですが、現在越中島のロンチキで貨車上の器具が残っているのはこの4車のみ。加えて、東京レールセンターではクレーンの交換工事が行われており、当面はロングレールが発送できない状況となっています。ひょっとするとこれが器具の残ったロンチキ最期の姿に……、ならないことを願っています。
最後にこの珍編成を後ろから。仙台に転属した元ロンチキC編成は、先日東北地区での初めての運用に入ったようですが、越中島に残ったロンチキ2本はどのような結末を迎えるのやら…。
これで撤収しました。以上です。