れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

11/27 キヤE195系LT-1編成返却回送・田端操工臨返空など

先週の金曜日の分です。

 

まずは越中島貨物駅へ。

 

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…、前回来た時よりも随分と構内ががらんとしていました。

 

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かつて積み込み用のレールが置かれていた場所には木の土台が設置され、重機が数台…、

 

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…、よく見るとクレーンがなぎ倒されています。

 

どうやらロングレール積み込み用クレーンの交換が行われるようで、今まで使用されてきたクレーンの解体作業の真っ只中だったようです。

 

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8台あったクレーンのうち4台は既に跡形もなくなっており、5台目が現在解体中といった状態でした。

 

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2本の積込線ともう1本奥の線路には、線路閉鎖の標識と木製の仮車止めが設置されています。

 

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資材センターの方には相変わらずロンチキの器具がどっさり。前回来た時よりさらに増えているような…。

 

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そして奥の方にはロンキヤ。入換が始まりそうだったので、しおかぜ橋に移動します。

 

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※構内入換 キヤE195系LT-1編成 越中島貨物

 

11月12日にまたまた東京レールセンターへとやって来たLT-1編成、変わり果てた姿の越中島貨物駅を背に、田端へとご帰還です。今回は無事に引上線に入って来るところを撮れました。

 

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解体中のクレーンを横目に着発線へ。なんとも異様な光景です。

 

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最後にしおかぜ橋から積込線の様子を。線閉の標識の手前には器具の外されたチキ6000形とチキ5500形。工事の影響で貨車を置ける場所が随分と減っているようで、ロンチキが疎開するのも頷けます。

 

越中島貨物駅からはここらへんで撤収しまして、今回も新金線へと先回り。

 

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回9420D キヤE195系LT-1編成 新小岩信~金町

 

前回は夕方に新小岩を出ましたが、今回は午前中に出るということでリベンジマッチ。ようやく理想的な条件で撮影できました。今後はこの光景も当たり前になっていくのでしょうか。

 

で、金町線に飛び乗って金町へ。

 

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回9420D キヤE195系LT-1編成 金町

 

先程のロンキヤが停車中でした。ここから進行方向が変わりまして、田端へと帰っていきます。

 

ロンキヤはこれ以上追わず、ここから少し移動して北千住へ。

 

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1183H 快速 成田  E231系マト119編成 北千住

 

三鷹車のE231系が来たので1枚撮影。車外スピーカー準備工事がないのが特徴らしいですが、自分にはよくわかりません。

 

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工9413 田端操工臨返空  DE10 1571+ロンチキ8車 北千住

 

そして本題の田端操工臨返空が登場。11月4日に田端操に疎開したロンチキB編成の8車が越中島に返却されました。1~4両目は貨車上の器具が撤去されていますが、5~8両目は器具がそのままという、なんとも異端な編成です。

 

こんな異端編成を1発撮って終わりなんて勿体ない、ということで再び金町へ。

 

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工9413 田端操工臨返空  DE10 1571+ロンチキ8車 金町

 

先程までロンキヤがいた線路に停車していました。

 

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フラットなチキと器具の残っているチキの連結面。検査の際の回送では見られそうな組成ではありますが、常磐線で見かけることはまずないと言えるでしょう。

 

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程なくして、機回しがスタート。

 

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チキを切り離し…、

 

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松戸方で折り返して…、

 

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ホームから見て手前の線路を通りまして…、

 

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先程とは反対側に連結。これで機回しが完了です。

 

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74レ EF66 128+コキ 金町

 

で、停車中の工臨の脇を74列車が通過していきます。

 

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ここだけ見ると半ロンチキの返空って感じですが、現在越中島のロンチキで貨車上の器具が残っているのはこの4車のみ。加えて、東京レールセンターではクレーンの交換工事が行われており、当面はロングレールが発送できない状況となっています。ひょっとするとこれが器具の残ったロンチキ最期の姿に……、ならないことを願っています。

 

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最後にこの珍編成を後ろから。仙台に転属した元ロンチキC編成は、先日東北地区での初めての運用に入ったようですが、越中島に残ったロンチキ2本はどのような結末を迎えるのやら…。

 

これで撤収しました。以上です。