れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

2022/11/12 新幹線リレー号・鉄道博物館

土曜日の撮影分です。

 

この日は友人が鉄道博物館に行くということで同行。今年4回目の訪問となりました。年パスの発売が休止中なのがつくづく悔やまれます。

 

土曜日ということもあって10時入館のチケットは完売でしたが、11時以降は空きがあったので今回は11時入館を選択。時間調整も兼ねて大宮から歩いて鉄道博物館に向かいますが、その前に…、

 

回9552M 185系C1編成 大宮

 

せっかくなので撮影してきました。上越新幹線開業40周年記念「新幹線リレー号」です。

 

1982年の東北新幹線大宮~盛岡間の暫定開業から1985年の東北・上越新幹線上野開業までの間、大宮~上野間の輸送を受け持つ形で運転されてきた「新幹線リレー号」。「新幹線連絡専用」の文字通り(基本的には)新幹線利用者のみ乗車可能で、運転時刻も新幹線接続に特化したものとなっていました。185系200番台を2編成併結した14両編成で運転され、この度復活した200番台登場時の塗装が「リレー号色」と称されることからもわかるように、同形式の代表的な運用の1つとして知られています。

 

1985年に廃止となった新幹線リレー号ですが、東北新幹線の周年記念イベント等で何度か復活運転が行われ、直近では2022年7月2日に東北新幹線開業40周年記念および北東北観光キャンペーンの一環で上野→大宮間の復活運転が行われました。

 

2002年に運転された「あおばリレー号」(湘南ブロック+Express185色・臨時幕)を含めるとこれで4回目となる復活運転ですが、直近2回はストライプ塗装の車両での運転だったため、いわゆるリレー号色による復活運転は今回が初となります。1985年3月の200番台一部編成の田町転属に先行してストライプ塗装になった車両が新幹線リレー号に充当されたこともあったようですが、やはり新幹線リレー号と言えばこの塗装です。

 

今回の復活運転は往復運転となり、往路は新潟発・大宮行きの「なつかしのあさひ号」からの接続で大宮→上野間、復路は大宮発・新潟行きの「上越新幹線開業40周年記念号」への接続で上野→大宮間を走行しました。

 

9552M 新幹線リレー号  185系C1編成 大宮

 

往路の大宮駅では大宮駅長による出発合図が行われました。これがリレー号塗装となったC1編成最初の本線走行。今後はどんな姿を見せてくれるでしょうか。

 

さて、リレー号は追いかけずにこのまま鉄道博物館へ。

 

まずはEF58 61。前回訪問時と同様に日章旗と紋章を取り付けた状態でしたが…、

 

1エンド側の「停止位置表示板」が展開されていました。

 

通常の列車は車両の先端を停止位置目標に合わせて停車しますが、お召列車運転の際はホームに敷かれた赤い絨毯と扉の位置を合わせるために、この停止位置表示板と駅の停止目標を寸分のズレなく合わせて停車させる必要があります。

 

[j train Vol.72]にEF81 81牽引のお召列車の正機関士を務めた方のインタビューが掲載されていましたが、こんなにも小さな表示板を停止目標にピタリと合わせ、かつ衝動なく停車させなければならないわけですから、相当なプレッシャーのもとでの乗務だったのでしょうね…。

 

 

あとはEF58 61とマイテ39に挟まれたDT46を眺めたり…、

 

10数年ぶりにジオラマを見たりしてきました。貨物ターミナル脇にカシオペアクルーズが停まっていたり…、

 

夜になるとキヤ97が走ってきたり、凝っていて面白かったです。

 

 

今回は閉館まで滞在せずに撤収。夜はアニメ『中二病でも恋がしたい!』10th記念イベント「極東魔術昼寝結社の夏の秋の祝祭」に参加してきました。懐かしの映像やライブパートで感極まった一方、「10年経ったんか…」という軽い絶望も味わうことができました。

 

久々にオタクした!!って感じの1日でした。楽しかった!!!