れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

2021/1/28 キヤE195系青梅線試運転2日目

前回の続きです。

 

前日に引き続き、キヤを追っかけ回します。まずは朝の豊田へ。

 

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出庫線から怪しげな車両が登場。WEST EXPRESS 銀河か、あるいは相鉄の12000系にも見えます。

 

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日本でも有数のかっこよさを誇る豊田の出庫線。ここでキヤを撮れるとは…、と朝から勝手に感動していました。

 

これで帰ってもいいくらいですが、やっぱりこの日も青梅線へ。

 

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試9941D キヤE195系ST-20+ST-21編成 青梅

 

最初にやって来たのは青梅駅。まずは奥多摩方からホームを望みます。キヤの左側に見えるのは絶賛建設中の新設ホームです。

 

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もともとは立川方面の列車と奥多摩方面の列車の乗り換え利便性を向上させる目的で建設が開始されたわけですが、中央・青梅線へのグリーン車導入に伴い、完成時期が5年ほど延びて今に至っています。

 

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ちょっと移動してもう1枚。折り返し時間が短いので、なかなか慌ただしい撮影でした。

 

ここから後続の電車で追いかけまして…、

 

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試9942D キヤE195系ST-21+ST-20編成 立川

 

立川で1枚。青梅線ホームの2番線に入りました。

 

ここからさらに1駅進みまして…、

 

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折り返し駅の国立へ。

 

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ここでのお目当ては豊田の209系との並び。片割れのT82編成が入場中なのでちゃんと入るか不安でしたが、どうやら99Tで固定されているみたいですね。

 

で、再び青梅駅へ先回り。

 

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この日は2往復目も青梅まで入線しました。雨が結構降っていたのでホームから。1番線に入るのはこの1回だけのようです。

 

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ようこそ青梅へ!

 

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「昭和の街 青梅へ」。よく見ると201系のイラストが描かれています。

 

で、今度は拝島へ。駅に着くと雨が雪に変わっていましたが、昼飯を食っている間に雨に戻りました。

 

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3往復目は拝島折り返しということで、この日も西武線と絡めて1枚。同じアングルで撮ってもしゃーないので、今回は西武線のホームに行ってみました。よく見ると前面に若干雪がついています。

 

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西武線の車両は多摩川線以外マジで何もわからないのですが、この繋ぎ方には何となく親近感を覚えました。

 

で、立川に先回り。

 

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試9946D キヤE195系ST-21+ST-20編成 立川

 

最後は奥多摩そばと絡めて1枚。これにて2日間の青梅線試運転が終了となります。

 

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この日は3回立川の2番線に入線したわけですが、全部停目がバラバラでした。回ごとに指定があったんでしょうかね…?

 

このあとキヤは回送で田端へと戻っていきます。で、せっかくなので…、

 

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回9546D キヤE195系ST-20+ST-21編成 大宮

 

東大宮操からの戻りを大宮で撮って〆。

 

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発車を見送り、撤収しました。

 

以上です。

 

2021/1/27 キヤE195系青梅線試運転1日目

水曜日の撮影分です。

 

まずは朝の田端運転所へ。

 

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ここは長岡かとツッコみたくなるような面々ですが、今回の主役は中央に見える2本の短キヤです。

 

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向かって左がST-20編成、右がST-21編成。昨年の11月26日に尾久車両センターへとやって来た第三陣です。この2本が公式試運転以外で本線に出るのはこれが初めてということになります。

 

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こちらはE531系のAT出場を勝田まで牽いて、21日に田端へやって来たEF81 140。このあと高崎に向かい、DE10 1704とオハ47 2261のAT入場を牽いたようです。

 

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その後ろにはEF65 1102。こちらはこのあと単機で東高島へ。翌日に相模貨物工臨返空、翌々日に東高島工臨返空を牽いて、昨日田端へと戻ってきました。

 

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そしてキヤのお隣に佇むEF64 1032。1月5日発のE217系Y-44編成の長野配給を牽き、12日に田端まで戻ってきたのですが、雪による上越線の不通で長岡に戻れなくなり、かれこれ2週間以上田端に滞在しています。さらに遡ると、年末年始の上越線の不通にも巻き込まれているので、かれこれ2ヶ月近く長岡に戻れていないようです。

 

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そんな機関車たちに見送られ、キヤが出区。着発線へゆっくりと向かっていきます。

 

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着発2番で折り返し。一番撮りやすいところに入ってくれました。

 

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そして田端を出発。疎開中のロンチキA編成(だったもの)を横目に、まずは東大宮操車場へと向かいます。

 

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キヤの発車から少しして、26日発の大宮操工臨(定尺・川口現場)を牽いたEF81 133が田端に戻ってきました。2018年からちょこちょこと運転されてきた川口現場の大宮操工臨ですが、EF81が充当されたのはこれが初めてです。このあと北部仕業庫に入りまして、夜の運用に備えます。

 

田端はここらで撤収しまして、キヤの追っかけをスタート。時間に余裕があったので、まずは武蔵野線へ。

 

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回9844D キヤE195系ST-20+ST-21編成 西浦和

 

やって来たのは西浦和駅。キヤが稼働を開始しても西浦和の坂を下りる光景はあんまり見られないだろうということで来てみましたが、通過時だけ見事に晴れました。かなしい。

 

で、電車を待っていたらキヤの後を追うように貨物が1本やって来たので…、

 

 

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4072 EF65 2091+コキ18車 新秋津

 

先回りして新秋津で1発。約4時間遅れの4072列車でした。沿線に出る時間もなかったので駅先で望遠ぶっ飛ばしてみましたが、圧縮で撮ると海上コンテナのデカさが目立ってなかなかかっこいいもんですね。

 

さて、ここからが本番です。武蔵野線に入ったキヤは新小平から国立支線を通って中央線に入り、立川から青梅短絡線を通りまして…、

 

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青梅線に初入線です。

 

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青梅線工臨とほぼ縁のない路線でして、拝島にある八王子保線技術センター向けのレール輸送も八高線経由で行われています。ということで、今回の試運転はキヤの青梅線入線云々ではなく、乗務員訓練と考えるのが自然かなと思われます。もっとも、キヤになっても今の運行形態をそのまま引き継ぐとは言い切れないわけですが…。

 

で、先回りしまして…、

 

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試9931D キヤE195系ST-20+ST-21編成 青梅

 

青梅駅で入線を1発。なんとも芸のない写真ですが…。曇り予報だったので青梅でのんびり写真を撮るつもりだったのですが、予想外に晴れていたので予定変更。これだけ撮って青梅駅からは即撤収。

 

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試9932D キヤE195系ST-21+ST-20編成 羽村福生

 

折り返しを福生で。この日の青梅線内で順光で撮れるのがこの列車だけだったので、こっちを優先しました。グレーの床下が実に美しいです。

 

このあとキヤは国立まで上りまして、再び青梅線にやって来ます。その隙に昼飯を食べまして…、

 

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試9933-9934D キヤE195系ST-21+ST-20編成 拝島

 

今度は拝島で。1往復目は青梅まで入線しましたが、2往復目からは拝島での折り返しとなりました。入線時にはちょうど東京アドベンチャーラインラッピングの青463編成が来てくれました。

 

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拝島駅ではこの位置に停車して折り返し。折6の裏側に保守用4の停目が設置されています。まるで近い将来の拝島工臨を見ているかのような光景です。

 

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せっかくなので拝島らしく西武拝島線とのコラボも。ちょうど黄色い電車が来てくれました。まあ、拝島工臨がキヤになればいつでも見られそうな光景ではありますが…。運用開始後は見られないであろう光景をいかに撮れるかが肝要だと勝手に思っています。

 

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そんなこんなしているうちに発車時刻に。再び国立へと上っていきます。

 

で、後を追うように立川へ向かいまして…、

 

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試9935D キヤE195系ST-20+ST-21編成 立川~西立川

 

3往復目を青梅短絡線で。欲張って下を走る中央線の線路まで入れてみましたが、真ん中の架線柱の主張が実に激しいです。

 

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試9936D キヤE195系ST-21+ST-20編成 東中神~西立川

 

折り返しは西立川のストレートで。ギリギリ曇ってくれました。

 

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後撃ちも。

 

これでこの日の青梅線内での試運転は終了。一旦国立まで上ったキヤは再び折り返しまして…、

 

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豊田車両センターに入庫。青梅線入線と並ぶビッグイベントです。DCが豊田に入るのはいつ以来なのでしょうか…。

 

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この位置に停車しまして、青梅線試運転1日目が終了。夕日に照らされる姿が実に美しいです。

 

で、せっかくなのでバルブもしたいなーと思い、夜にもう一度豊田へ。

 

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夜の方が停泊感があっていいですね。

 

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運用が始まっても、豊田車両センターでの停泊はそうそうないんじゃないかなと思います。

 

で、時間がちょうどよかったので…、

 

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工9825 品川工臨  EF81 133+チキ4車 西国分寺

 

西国分寺で品川工臨を。EF81 133が2日連続の夜発送登板です。

 

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品川工臨にEF81が入るのもすっかり当たり前の光景になってしまいました。というか、最近発送にPFが入ることがほぼなくなりましたね…。

 

つづく。

 

2021/1/25-26 東京タ・川崎貨物行きレール臨貨など

昨日から今日にかけての分です。

 

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またまた越中島貨物駅です。3台目のクレーンの設置が行われていました。

 

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今までは引上線の方から数えて4台目のクレーンが操作室の真横に設置されていたのですが、新型クレーンは3台目が操作室の真横に位置しています。新型クレーンの1台目が旧型クレーンの2台目の位置に設置されたのでもしやとは思ったのですが、やはり新型クレーンは8台体制ではなく6台体制になるんでしょうか…?

 

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クレーンの話題はさておき、この日の本題を。移動機がチキを引っ張り出してきました。

 

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移動機の次位から4車が空車、その後ろの4車がレール積載となっています。

 

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引上線から推進で着発線へ。進行方向が変わり、積載チキが先頭になります。前のユニットが東京タ行き、後ろのユニットは川崎貨物行きのレール臨貨です。

 

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積載チキの後ろのチキ6421・6073・6408は交検入場車、その後ろのチキ6099は控車という編成になっています。このあとDE10が連結され、9294列車として新小岩信号所へと向かいます。

 

この先は光線もよろしくないので追いかけはせず、構内を少し観察。

 

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ロンチキの発送がなくなったからなのか、最近動いているところを見かけない307号機。

 

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もう重連を組むこともないんでしょうかね…。

 

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そして山積みになったロンチキの器具。もう増えないだろうと思っていたら、さらに増えていてびっくり。

 

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発電用エンジンの台座や…、

 

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B編成の操作盤も。なんか、現実を突きつけられたような気がします。

 

で、一旦引っ込みまして、夜に再出庫。

 

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5972レ EF210-329+チキ4車+タキ6車+コキ2車+タキ9車 府中本町 

 

昼に撮った臨貨の続きを。新小岩からは5972列車に併結され、川崎貨物へと向かいます。牽引機は押桃ことEF210-329、この度新鶴見に配置されることとなった300番台の(今のところの)ラストナンバーです。越中島からのJR東日本向けレール輸送はキヤへの置き換え秒読みといったところですが、JR貨物の業務レール輸送は一体どうなるんでしょうね…?気になるところです。

 

以上です。

 

2021/1/22 北府中工臨

本日分です。

 

今日は近場で1本だけ。

 

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工9444 北府中工臨  EF65 1105+チキ4車 西国分寺~北府中

 

2021年最初の北府中工臨が運転されました。編成撮りは撮り尽くした感があったので、北府中っぽい場所を探してここに辿り着きました。

 

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北府中の側線に田端のPFが入るのもあと僅かでしょう。ここにもキヤが来るんですかね、全く想像がつきませんね。

 

以上です。

 

2021/1/18 チキ5200・5500形廃車回送

一昨日の分です。

 

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…、また越中島貨物駅です。

 

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先週来た時はまだ1台しか設置されていなかった積込線の新型クレーンですが、一昨日の時点で既に2台目が設置されていました。

 

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さて、この日の本題はこれ。昨年12月8日に続き、越中島貨物駅常備チキの廃車回送が運転されました。

 

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前回同様に貨車上の器具は全て取っ払われています。

 

で、今回は着発線には寄らず、シソへ移動。

 

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…!?

 

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普段は一番手前の7番線に留置されているホキですが、なぜか6番線に留置されています。

 

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交検チキも6番線に留置中…。

 

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上から見るとこんな感じ。なんでしょうこの未だかつて味わったことがないレベルの違和感は。頭バグります。

 

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そして越中島からDE10が到着。今まで越中島貨物駅からの工臨(この列車は配給ですが)は6番線に入線していましたが、この日から7番線に変更となったようです。

 

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比較用にちょうどよさげな6年前の甲府工臨の写真を。工臨が6番線に停車中で、交検チキとレール臨貨、そしてホキが一番手前の7番線に留置されています。今まで越中島貨物からの工臨が6番線以外にいる写真を見たことがないので、恐らく相当昔からスタイルだったと思われます。なぜこのタイミングでいきなり変わったんでしょうね…?

 

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配9232 DE10 1751+チキ10車 新小岩

 

話をチキ廃回に戻しましょう。越中島貨物駅から新小岩信号所まではDE10 1751が先頭に立ちました。上から見ると本当にただの黒い板です。

 

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下に降りて車番を確認。前からチキ5911・5920・5916・5524・5910・5505・5221・5232・5253・5234の計10車。前よりの6両はロンチキB編成に組み込まれていたチキ5500形です。エプロン車の5911・5920、発電用エンジン搭載車のチキ5505も廃車となってしまいました。まあ、貨車上の器具取っ払われたらどの車両も同じようなもんですが。

 

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そして後ろの4両が定尺レール輸送用のチキ5200形。昨年はチキ5500形4両とチキ6000形9両の廃車が発生した越中島貨物駅常備のチキですが、今年に入って遂にチキ5200形にも廃車が発生しました。

 

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しばらくして、牽引機が到着。新小岩からはEF81 81が先頭に立ちます。

 

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配9545 EF81 81+チキ10車 新小岩

 

7番線に停車中のEF81 81+チキ。この光景に慣れるまで時間がかかりそうですし、慣れた頃にはもうELもチキもいなくなってそうな…。

 

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汽笛を一発鳴らし、新小岩信号所を後にしていきました。

 

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さて、今回の廃車回送でロンチキB編成はチキ5908・5620・5919(1・7・11号車)の3両を残すのみとなりました。A編成の方はまだ13両全てが生き残っています(貨車上の器具は撤去済み)が、こちらもどうなることやらといった感じです。

 

昨日はJR東日本からGV-E197系やE493系のプレスが発表され、今までの当たり前が当たり前ではなくなる時が迫っていることを改めて実感しました。まあ、GVもE493系もカッコいいし、めちゃめちゃ楽しみなんですけどね。

 

以上です。