れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

185系廃車編成を振り返る

 

 

今年3月のダイヤ改正で群馬特急から撤退した185系は7両編成が余剰になり、これまでに5本が廃車になりました。今回は廃車になった編成を振り返ってみましょう。

 

 

OM01編成

 

まずは185系番代トップナンバー編成OM01編成です。リニューアル化工事が施工されて旧来の「リレー号色」から現在の「EXPRESS色」に変更される際、最後まで「リレー号色」をまとっていた編成がこのOM01編成です。東海道線に撮影に行くとよくこの編成に遭遇しました。やはりトップナンバー編成ということもあって、この編成が廃車された際には他の編成よりも話題になりました。

 

 

OM02編成

 

続いて200番代の中2本目に製造されOM02編成です。こちらもOM01と共に「リレー号」色を最後までまとっていた編成になります。遭遇回数が少ない編成だったと思いますが、一眼レフ購入後に撮影できたので満足しています。

 

 

OM05編成

 

 

この編成は、今まで廃車になった185系で唯一廃車回送を撮影できた編成です。つい先日まで当たり前のように走っていた車両が「死神」EF64に牽かれて中央線を行く姿はなんとも言えませんでした。そして、普段「あけぼの」を牽いているときの表情とは全く異なる、冷淡なEF64の姿が強く印象に残っています。

 

 

OM06編成

 

 

この編成は本当に遭遇回数が少ない編成だったと思います。ちなみに、この編成のモハユニット1つとサロは同僚のOM07編成に組み込まれました。そのため、廃車回送は4両のみとなり、OM01編成のとき同様に話題になりました。

 

 

B1編成

 

最後にご紹介するのは、元田町車で唯一廃車になったB1編成です。S205+206編成として新前橋に新製配備されたこの編成は「新幹線リレー号」廃止に伴い余剰となり田町電車区に転属することになり、現在のB1編成となっています。185系パンタグラフの関係で中央本線の狭小トンネルを通過できないため、廃車回送パンタグラフ撤去の上でEF64による牽引方式となりましたが、B編成に関しては中央本線狭小トンネルに対応したパンタグラフに換装されているので、B1編成は今までに廃車された編成で唯一自走で長野まで行きました。そして、何といっても185系史上初の編成単位で廃車された編成なのであります。

 

185系のトップを切って自力で長野へ駆け抜けていった編成。その姿を見届けたかったのですが、残念ながらその日は学校でしたとさ。

 

ということで今回は185系について熱く語ってみました。文化祭準備のため撮影にほとんど行けていません。撮影記はしばらく更新できないと思いますが、このようなネタで何とか更新を続けていきたいと思います