れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

2015年総集編(4~6月)

2015年の総集編Part2です。では早速いってみましょう。


2015年4月の幕開けは衝撃的なものでした。

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突如として現れたEF81牽引の半ロンチキ。今年なにかと話題を呼んだ田端のEF81の躍進はこの東鷲宮工臨から始まったのでした。

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ちなみにこの日は館山工臨にDE10-1099が入った日でもありました。長年OMの入換機として活躍してきた1099号機がチキを牽く姿はなんとも不思議なものでした。

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その翌日にはEF81-81の水戸ロンチキがありました。翌日の朝に返空されるパターンのロンチキなのに返空はEF81-95が牽くという謎の列車でした。

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さらにその翌日は上尾発のEL&SLみなかみ号が運転されました。客車は12系、上尾~高崎はEF65-501とEF64-1001のPPというスタイルでした。生憎の天気でしたが大盛況のオカポンでした(クソ寒かった・・・)。

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SL区間D51-498が担当。ヘッドマークは出五一郎という高崎支社のキャラクターが描かれたもの。当時はなんだよこれ・・・、って感じでしたがこのヘッドマークが掲出されたのは後にも先にもこれ1回だったのでまぁよかったのかなーと。

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4月7日にはかなり特殊なパターンのロンチキが運転されて話題になりました。郡山工臨ですが岩切発ではなく越中島発。そんなわけで日中の東北本線をロンチキが下るというかなり珍しい光景が見られました。

そしてその翌日、2015年を語る上で欠かせないある配給が初めて運転されました。

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EF81が牽いてきたのはキムワイプこと新潟の115系第3セクター化に伴い、従来は長野で検査をしていた新潟の115系が大宮で検査をすることになりこのような配給が運転されるようになったのでした。新潟の115系を首都圏で見られるようになったのは本当に大きいと思います。

そして・・・

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同じ日の田端操工臨にEF81-97が充当されるという、まさにEF81デーでした。釜も魅力的ですが積載も田端操らしく非常に安定しており、2015年の工臨を語る上で外せない工臨の1つだったと思います。

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そして4月11日。臨時化後ずっと銀ゴトーの充当が続いていた北斗星にようやく青ゴトーの515号機が充当されました。実に1ヶ月ぶりの「正調編成」でした。

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高崎の方でも動きがありました。高崎転属後ずっと動いてなかったEF64-1052がAT入場。検査ではなくブレーキ関連の改造。これでロンチキの卸しが可能になり、いよいよロクヨンゼロを置き換える体制が整いました。

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電ネタの話題では189系豊田車が山貨試運転を行いました。なんか知らないけど連日M52編成でしたね。

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そして電ネタの話題で外せないのがこれ。毎週土曜日の05運用のみ充当という体制が続いていた埼京線最後の205系ハエ28編成が突然平日に運用入り。その結果、久々に通勤快速として走る姿が見られたのでした。

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4月下旬になっても工臨の話題は絶えませんでした。こちらは20日に運転されたEF64-37牽引の南松本工臨。チキ5200×4のフル積載というなかなかの内容。

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その翌日には八王子(中野)工臨というちょっと珍しい工臨が運転されました。行き先の珍しさもさることながら、なんとなんとロンチキ2段積み。夜発送のロンチキ2段はこれが初めてでした。とりあえずめっちゃ感動したのをよく覚えております(((

そして5月になりGWに突入。

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GWは中央線189系祭り。グレードアップあずさ色に塗り替えられたM52編成が特急運用で大活躍という、まさに本領発揮って感じの内容でした。

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で、本領を発揮しすぎるあまり現役時代には見られなかったグレードアップかいじが爆誕((( この塗装にこの幕が似合うかって言われると個人的には微妙ですね・・・。

そしてこのGWで田端に少し変化がありました。

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GW最終日のことでした。配8937レ、下り宇都宮配給にローピンのEF81-81が登板。これ以降、下り宇都宮配給はEF65からEF81に持ち替えになりました。

そして毎年恒例のOM公開。

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今年は青森からリゾートあすなろがゲストとして参戦。大宮まではEF81-139がエスコートしました。

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ちなみにこの日は115系C3編成改めL99編成が長野にモハ2両を置いて新潟へと戻った日でした。このL99編成の使用される列車を撮影したのはしばらく先の話なのでひとまずここでOM公開の話題に戻ります。

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そしてOM公開当日。EH500-43の隣にリゾートあすなろを牽引してきたEF81-139。その奥には入場中だったC57-180も展示されていました。

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そして展示車両の目玉はDD13-1でしょうか。鉄道博物館にEF55-1が入ったため増設までの間は大宮工場に疎開することになり、今回の展示に至りました。こういった車両の屋外での展示はなかなか珍しいのではないでしょうか。

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JRF棟で最も注目を浴びていたのは入場中だったEF65-2095。1エンド側のジャンパ栓受けがないという特徴的な機関車で検査を通すかどうか話題になりましたが無事にピカピカになった姿を見せてくれました。

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JRF棟の外ではDD51最終全検と書かれたプレートと共にDD51-1801が展示されていました。ちなみにEF65-2095とDD51-1801は同じ日に出場しています。

OM公開の後はちょっと寂しい話題が1つありました。

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5月25日、185系OM07編成が長野へと旅立っていきました。晩年はOM06編成の中間車をもらって10連化されて上野・東京ラインの試運転に従事した編成です。上野・東京ライン開業後は定期運用への復帰を期待しましたが残念ながら廃車に。こうしてまた185系が1編成減っていくのでした。

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そして27日には新潟の越乃Shu*kuraが上京。大宮~黒磯間を宇都宮のキハ40に牽引される形で走行しました。宇都宮のキハ40が大宮に入線することですら珍しいのにこの珍編成ですからもう大荒れ・・・、ってほどでもなかったなーってのが率直な感想でした。

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5月末に運転された八王子工臨はこんな載り方をしたチチキチが連結。

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そういえばこの頃の首都圏は583系の話題で持ち切りでした。根岸線に入線してみたりと色々やってましたが結局送り込み・返却を武蔵野線内でやっただけで終了しましたとさ(((


そして6月。

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山手線の新型車両、E235系中央本線で試運転を行いました。時間の都合で豊田駅先でしか撮れませんでした。。。

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そして6月最大のネタと言っても過言ではないこの列車。EF81-97+旧客7両という超豪華編成で運転されたELレトロ栃木・福島号です。返却しか行けずに残念、って感じでした。

そして貨物の方で明るい話題が1つありました。

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長らく広島に入場していたEF66-27がピカピカになって出場。出場から間もない6月11日には3085レに充当されて、久々の再会を果たしました。

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13日にはエセスカ色の115系C1編成がYYフェスタ臨として横須賀に入線。残念ながら横須賀線内には行けませんでしたが新宿駅にスカ色というちょっと面白い光景を記録することができました。

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その翌日には485系A1・A2編成を使用したリバイバルあいづ(正式には「上野駅長号」らしい)が運転されました。

そして6月を締めくくったのは4月に半ロンチキを牽いて以降、徐々に勢力を拡大してきたEF81によるあの工臨でした。

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EF81-81牽引の品川ロンチキ。まさに品川工臨最終形態。夜の武蔵野線にパーイチロンチキの衝撃は今でもよく覚えています。EF81の躍進はまだまだ続く・・・。


以上、4~6月の振り返りでした。