こういう企画は撮影に非鉄の日にどんどん進めましょう、ってことで7~9月の振り返りです。個人的には一番濃かった3ヶ月だと思います。では早速。
7月は今年のハイライトと言っても過言ではない配給からスタートしました。
7月7日、長らく尾久に放置されていた「ゆとり」の両端の2両が
EF64-1052に牽かれて長野へと配給されました。長期間に渡って放置されていたということで色褪せがすごかったですね。
ゆとり配給の他にも配給の話題が豊富な月でした。
第3セクター化に伴い新潟の車両を長野に配給する際は首都圏を経由するようになり、
485系R編成の
廃車回送が首都圏回りで運転されたほか・・・
弥彦線の
115系3編成を一気に長野へ
廃車回送するというかなり珍しい配給も首都圏経由で運転されました。この「
第3セクター化」は今年の首都圏を語る上で大きな意味を持つワードでした。
機関車の方の話題では
EF64-37が秋田に入場。廃車の噂もありましたが結局無事に出場して今に至ります。
電ネタの話題では豊田の
189系M51編成にシンボルマークが取り付けられました。シンボルマークなし
国鉄特急色という地味な存在だったM51編成ですが、これをきっかけに人気が急上昇。個人的にも今の首都圏で一番好きな車両ですw
そして5月のところでチラっと触れた
115系L99編成の役目を初めて撮影できたのがこの月でした。
第3セクター化で新潟の
115系の検査が長野から大宮になりましたが、リニューアル編成は機関車とのブレーキの読み替えができず、このように伴走車に挟まれて回送されることになったのでした。2015年とは思えない連結の仕方に驚いた記憶があります(((
そしてその日の夜発送はEF81-98牽引の
新鶴見ロング。なぜか早スジな上にEF81牽引というよくわからない
工臨でした。
さらにEF81の暴走は続き・・・
月末の
保土ヶ谷工臨はEF81-81が登板。ロンチキ2段積みという前も後ろも美味しい内容のロンチキでした。この頃から1845スジの新秋津停車がチラホラ見られるようになりました。
そして逗子出場関連で大きな動きが。中央線特急向けの新型車両
E353系が逗子から出場。
新鶴見からはエセ原色の
EF64-1019が牽引して話題になりました。
南武線の
205系は
ジャカルタへと譲渡されることになり、月に2~3回ほど逆新津配給が運転されました。国境まで行って撮ったのが懐かしいですw
そして8月。
8月は
吾妻線70周年記念号からスタート。ハンドル訓練を除けば
吾妻線に客レが走るのは数年ぶりとのことだったので
吾妻線らしい撮影地をチョイス。
そして8月は配6794レがアツい月でした。
まるで貨車の見本市のようなこの編成。
太平洋セメントタキ、白ホキ、銀タキ、そして安中タキが2両という珍ドコ編成っぷり。
その5日後は緑タキ、ホキ、緑タキ、
太平洋セメントタキ、安中タキというこちらもなかなかの珍ドコ編成。
さらにその5日後には
EF65-2080ムド、タキ、コキ、ヨ、シキという編成。なんでこんな荒ぶったんでしょうね(((
さらに貨物の話題では黒磯訓練機となっていた
EF65-2094がOM入場し、なぜか白プレになって出場。2000番代の白プレはこれが初。
工臨は相変わらずEF81の暴走が続きます。12日の新津
工臨返空にEF81-81が登板。
27日の品川
工臨返空はEF81-98が登板。品川
工臨にEF81が入ることが徐々に珍しくなくなってきました。
そして1つの列車が歴史に幕を閉じたのも8月のことでした。
その日の夜は
EF66-27が復帰後初の
蘇我入りを果たしました。
そして最終8008列車が上野に到着した23日の朝には
E353系が報道公開のために初めて自走での上京を果たしました。プレスリリース発表当時は「ダサっ」というのが率直な感想でしたが、実際に見てみると案外悪くないなーと。
そして27日。
ブルトレ終焉を象徴する配給が青森から長野へ運転されました。この記事を書いている時点で青森の24系は全廃。尾久の24系ももう終焉が見えています。最後の最後に
団臨でもやってくれれば、とも思いましたが
リバイバル富士が
ブルトレの締めくくりだった考えるとそれでよかったのかもしれません。
EF81の活躍が目立った8月の
工臨ですが、
EF65による
工臨ももちろん話題になりました。22日の八王子
工臨はチキ5200×12という非常に美しい編成でした。機関車の方も
EF65-1115①という素晴らしい
工臨でした。
そして8月の締めくくりは
EF65-1115による熱海ロング。新秋津中線停車で前出し回避。夏休みの〆に相応しい
工臨でした。
そして9月。激動の月でした。
2日はSL山形日和の送り込みが
EF65-501牽引で運転されました。SLが逆向き連結だわ予定外に晴れちゃうわで散々でしたがこの後の宇都宮配給がバシっと決まって満足した模様(((
そして9月7日。この日は歴史が大きく動いた1日でした。
中央線最後の
115系長野色だったC14編成がこの日をもって運用離脱。色んな意味でド派手な最後を飾ったC1編成とは対照的に、静かに旅立っていきました。
そして田端の
EF65-1106がEF81-133に牽引されて秋田へと旅立ちました。田端のPFの中では一番撮影枚数の少ない機関車でしたが、まさか田端のPFが廃車になるとは思ってもいなかっただけに衝撃的な出来事でした。
EF65-1106が旅立った夜、
新小岩には新たな仲間がやって来ました。
EF65-1053が中央ロング初登板。中央ロング新時代の幕開けでした。
その1週間後、
EF64-38が故障して以降ずっと孤軍奮闘状態だった
EF64-39がついに秋田へと旅立ちました。
高崎駅に集まった撮影者の多さがこの機関車の人気を物語っていました。
世代交代は着実に進みます。11日には
EF64-1053が初めて
初狩ホキを牽引。これ自体はまだ
工臨ではなく現地での訓練での送り込みでした。ホキの編成も従来の3or5両から4両に変更となりました。
貨物では5971レにシキ連結、牽引がエセ原色の1019号機、そして
東浦和で前出し回避というバケモノみたいな列車がありました。
そして長らく直流
区間に姿を見せなかった
EH500-901が安中貨物に登板。1エンド先頭でしたが読みにくい天気とタキの短さで撃沈(((
EF66-33に取り付けられました。
EF66-33は
寝台特急「
紀伊」をイメージしたデザインのものが掲出されました。なおどちらも単2898レでしか撮れてません(((
9月の
工臨で特筆すべきものと言えばこの八王子
工臨返空。8月の下旬に発送されたチキ5200×12の編成の
返空にあたるのですが、この日は朝から
武蔵野線が線路陥没で完全にストップ。その結果、6時間半遅れでの運転になりました。もはや昼
返空じゃなくて夕方
返空ですね(((
そして電ネタの話題。9月11日にMue-Trainが
八高線に入線。単線の鉄橋を渡る姿はなかなか新鮮なものでした。
そして仙台の
485系A1・A2編成が「つばさリレー号」の送り込みと返却回送で首都圏へ。ロービにするとなぜか上のライトが消えるという(((
シンボルマークが取り付けられて話題になった
189系M51編成はシルバーウィークに特急運用に登板。学校があったのでかいじ幕しか撮影できませんでしたがめちゃくちゃかっこよかったです。
そして26日にはM52編成がグレードアップあずさ色に復刻されてから初の
ホリデー快速富士
山号登板。塗り替えから9ヶ月、長かったですね・・・。露出カツカツの小名路で頑張ったのが懐かしいですw
そして9月といえばこれ!流鉄が開業100周年を記念して流山をモデルにしたアニメ「普通の女子高生が【ろこどる】やってみた」とのコラボ企画を開始。2編成に素敵な
ヘッドマークが掲出されました。
対象となったのは黄色の「なの花」と水色の「流馬」。色合いがいいのでしょうか、流鉄の車両によく似合う
ヘッドマークだなぁと思いました。
23日はイベントも開催され、アニメで出てくる地名の流「川」行きの特別列車も運転されましたw
流山駅にはアニメさながらの
ヘッドマークを掲出された状態で留置されていました。えらい気合いの入った企画でしたね。
アニメといえばこんなものも運転されましたね。山手線×
ラブライブで通称「ヤテライブ」。去年も運転されましたが今年は第1回以来となる
ヘッドマークが復活しました。そういえば
ラブライブの声優さんで結成されたμ'sが
紅白歌合戦に出場すると聞きました。もはや社会現象と言ってもいい人気っぷりにただただ驚くばかりです。
そして今年なにかと話題になった
埼京線の開業30周年記念
ヘッドマーク。ハエ102・104・106・130編成にそれぞれ異なるデザインの
ヘッドマークが掲出されました。
ということで7~9月の振り返りでした。どうやら年内に完結できそうですw