先週の金曜日の分になります。
定尺キヤ17編成とロンキヤ3編成が出揃い、いよいよ稼働開始が目前に迫った尾久車両センターのキヤE195系。運用入りに向けて各地で準備が行われているようなので、色々と見て回ってきました。
まずやって来たのは保土ヶ谷駅。
側線にキヤE195系向けの停止位置目標が設置されています。
4両用の停目も確認できました。
続いてやって来たのは東神奈川駅。2番線と3番線の間に キヤ 折2 の停目が設置されています。この折2の停目から横浜寄りに移動すると…、
2番線の線路に折4の停目が設置されています。
さらに横浜寄りは折6の停目も。チキ車の東神奈川工臨は基本的に2ユニットまでしか連結されませんが、6両用の停目が設置されたということは、今後は3ユニットでの輸送も想定しているということなのでしょうか…?
ついでに保線区も観察。2月25日から26日にかけて運転された東神奈川工臨のチキが留置されていました。チキ車の東神奈川工臨はこれが最後になってしまうのでしょうか…。
横浜支社レール輸送の拠点駅である東高島駅はここから徒歩で10分。輸送先が目と鼻の先にあるのに、線路が繋がっていないが故に、一旦品川まで行かないといけないという、実にまどろっこしい工臨でした。キヤ化で少しは効率的になるといいのですが…。
さて、この後は首都圏レール輸送の要衝、新小岩信号所へ。
7番線にE195 折4の停目と、
折11の停目が設置されていました。ロンキヤ向けの停目は初めて見ました。折り返し停目なのは、稼働開始後の運用形態が関係しているんでしょうかね…?
で、この折11の停目は7番線にしか設置されていないのですが…、
折4の停目は3番線から7番線までの5本の線路に設置されていました。どこでも折り返せるみたいですね…。
そんなシソの着発線ですが、ちょうど1094列車が停車していたのでついでに撮影。機関車の次位にやたらと綺麗なコキ200がくっついていました。
続いては我孫子駅。弥生軒6号店の脇にE195 折6の停目が設置されていました。
支社ごとに表記が違うのが面白いところです。東京支社と千葉支社は「E195」、横浜支社は「キヤ」、八王子支社は「保守用」、水戸支社は「工」の表記が使用されているのが確認できています。
時間も時間だったので停目巡りはここで終了。〆に田端へと向かいます。
南部機待にキヤE195系向けと思われる給油装置が設置されていました。
このような装置が横にずらりと並んでいます。さながらガソリンスタンドです。
東京タ試運転に使用されたキヤE195系ST-13編成と、25日から26日にかけての大宮操(川口)工臨に使用されたEF81 133の並びも見られました。追うもの追われるもの、世代交代はもう目前です。
ということで、各地でのキヤE195系導入に向けた準備の模様でした。
以上です。