れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

2021/10/14 国分寺工臨

10月14日は鉄道の日。日本初の鉄道開業から今年で149年になります。

 

そんな記念すべき日にミラクルが起きました。

 

f:id:om08amagi:20211014232434j:plain

工9924D 国分寺工臨  キヤE195系ST-1編成 西国分寺国分寺

 

やって来たのは深夜の花沢橋。終電後の国分寺駅にキヤE195系が滑り込んできます。

 

キヤ工臨としてはこれで4回目の運転となる国分寺工臨。今回は量産先行車のST-1編成が使用されました。これまで東京支社・大宮支社向けのレール輸送のみで使用されていたST-1編成ですが、この度八王子支社向けの列車に初登板となりました。

 

ST-1編成の登板も特筆すべき点ではあるのですが、実はもっとすごいことが起きていたのです。

 

f:id:om08amagi:20211014233552j:plain

工9924 国分寺工臨  EF65 1103+チキ4車 西国分寺国分寺

 

こちらはちょうど1年前の10月14日に撮影した写真。なんと1年違いの同日で、同じ行き先のキヤ工臨・チキ工臨が運転されました。こうなったらもう同じ構図で撮るしかないでしょう。

 

日付と構図は同じですが、輸送形態には大きな変化が生じています。チキ車時代は他の八王子(と長野)支社向けのチキと共に八王子へ輸送され、そこから国分寺へと向かっていた国分寺工臨ですが、キヤ化に伴い越中島貨物駅から直接国分寺駅へと向かうという輸送形態になりました。また、機回しの必要がないため、わざわざ八王子駅まで行かずに立川駅で折り返して国分寺に向かうルートになっています。

 

輸送形態以外にも変化が見られました。1年前に撮ったチキ工臨と今年撮ったキヤ工臨、撮影時刻はほとんど変わらない(なんならキヤ工臨の方が少し早い)のですが、後者は1番線に電車が停まっていません。というのも、2021年3月改正で終電の繰り上げが行われまして、キヤを使用した国分寺工臨は下り最終列車の発車からしばらく経って(=ホームが完全に閉鎖された状態)の到着になりました。

 

 

1年前のチキ工臨と同日に運転された今回の国分寺工臨。チキ工臨を撮った場所でキヤ工臨を撮りたいなとは常々思っていたのですが、まさか1年前と同じ日に同じ構図で撮れるとは思いもしませんでした。

 

以上です。