れーるノート

首都圏のレール輸送といずっぱこ

2022/4/4 9294レ(入換)・三鷹工臨など

先週の月曜日の撮影分になります。

 

この日は生憎の雨模様でしたが越中島貨物駅へ。

 

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まずはしおかぜ橋から全景を。4月1日に訪れた時とあまり配置は変わっていませんが、積込線のチキの前に移動機が連結されていました。最近はユニオンカラーのTMC400A 57が単独で入換を行っていたようですが、この日は黄色いTMC400A 30との重連になっていました。

 

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程なくして移動機が起動。何両引っ張り出してくるんだろうと思って見ていると…、

 

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※入換 TMC400A 57+TMC500A 30+チキ12車 越中島貨物

 

全部まとめて引っ張り出してきました。この日の9294列車はチキ12車、久々の長大編成となりました。

 

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手前からチキ7079・7074・7032・7082・6099・6421・6092・6417・7129・7123・6101・6102の順。前の8車は交番検査のため千葉貨物へ向かいます。8車同時に交検入場というのは今まで見たことなかったと思います。それもそのはず、どうやら交検以外にも目的があるようで…(?)

 

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その後ろのチキ7129・7123とチキ6101・6102にはレールが積まれていました。こちらは東京貨物ターミナル行きのレール臨貨です。

 

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引上線で折り返して着発線へ。工臨ではないですが、久々に長編成のチキを見ることができました。

 

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※入換 TMC400A 57+TMC400A 30+チキ9車

 

しばらくして、今度は9295列車で到着した日鉄チキを引き連れてきました。2022年度になって最初の日鉄150Mレール輸送ですが、輸送番号は昨年度の続き(九支1-97)でした。

 

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雨に濡れて反射するレール、なんて美しいのでしょう。

 

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今回輸送されてきたのは50Nレール。パッと見でもなんとなくわかりますが、50Nレール輸送時は中央緊締車の積付具が緑色になっているのですぐに見分けることができます(60Kレール輸送時は黄色)。越中島貨物向けの50Nレール輸送は昨年の5月24日到着分以来、約1年ぶりのこととなりました。

 

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引上線で折り返して積込線へ。

 

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いつものように向かって右側の線路にゆっくりと進入していきます。

 

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こちらが今回の50Nレール輸送で、

 

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こちらが前回の60Kレール輸送の時の写真。中央緊締車の積付具の色もそうですが、やはり重量感が違いますね。

 

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積込線に入った後はすぐに積付具が外され、取卸しの準備が始まります。

 

ここで一旦撤収して昼食タイム。体制を整え、再びしおかぜ橋へ。

 

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※入換(三鷹工臨) キヤE195系LT-3編成 越中島貨物

 

貨車置き場からLT-3編成が出てきました。2022年度最初の発送、三鷹工臨です。背後には新しい移動機(といっても中古ですが)と日鉄チキ、そして発送待ちの大量のキヤ。新時代!って感じの1枚になりました。

 

この後は越中島貨物線の午後便を狙いますが、少し時間があるので一旦運河の反対側へ。

 

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積卸作業場に2本のキヤがいました。手前が4月2日にST-13・ST-14編成と共に送り込まれたST-17編成。奥がこの日の午前便で送り込まれたST-1編成です。「走る国宝」の愛称で勝手に親しんでいるST-1編成、2021年11月1日以来約5ヶ月ぶりの稼働となりました。

 

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こうやって並ぶと量産先行車と量産車のスカートの違いがよくわかります。

 

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振り向くと大量のキヤの姿。久々に賑やかな光景を見ることができました。

 

雨風が強すぎてHOT LIMITのPVみたいになってきたので、潮風の散歩道からは早々に撤退。

 

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再び体制を整え、久々に着発線に来てみました。向かって右側の線路にLT-3編成が待機中。チキ車時代と同様にこの区間は右側通行のようです。

 

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程なくして、奥からもう1本ロンキヤが登場。

 

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※入換 キヤE195系LT-1編成 越中島貨物

 

午後便でLT-1編成が送り込まれてきました。ロンキヤ同士、しかも量産先行車と量産車の並び。激アツです。

 

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LT-1編成はこの位置で停車。一瞬だけLT-3編成の前照灯も点きまして、こんな光景を見ることができました。

 

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LT-1編成の作業灯と保守用車標識灯が点きまして、ゆっくりとレールセンター構内に入っていきました。

 

これで撤収と思っていたのですが、時間がちょうどよさそうだったのでここから一気に新小岩信号所へワープ。

 

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新金4番に9294列車でやって来たチキがいました。レール臨貨や交検チキは新金6番に留置されるのが通例ですが、この日は9294列車で4番に入ってきてそのままだったようです。6番にはホキの留置もあるので、恐らくチキ12車を突っ込んでしまうと長さが足りなくなるのだと思います。

 

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チキ7032・7082に続いて運用入りとなったチキ7123・7129ユニット。これで運用入りしていない越中島貨物駅常備のチキ7000形はチキ7074・7079のみとなりました。

 

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チキ6000形との連結面。左がチキ6000形、右がチキ7000形です。遠くから見ると見た目はほとんど同じですが、台車や車高が微妙に違っているのがわかります。

 

で、急いで陸橋に移動しまして…、

 

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工7232D 三鷹工臨  キヤE195系LT-3編成 新小岩

 

LT-3編成とチキの並びを。そういえばロンキヤの発送をここで撮るのは初めてですね…。

 

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普段なら隣の線路に並ぶので、なかなか新鮮な光景です。

 

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気付けば越中島キヤ工臨も2年目に突入。今年はどんな景色が見られるでしょうか。

 

雨でだいぶ酷い目に遭いましたが、色々撮れたのでまあ結果オーライ…と自分に言い聞かせつつ撤収しました。